ちょっと清洲まで〜朝日遺跡〜 | 小さな茶芸館

小さな茶芸館

台北に在住後、帰国してから、美味しかった台湾茶の魅力が忘れられず、お茶会などを開くようになりました。
お茶の時間、リラックスできる時間を中心に、たまにマニアックなネタも。

友達から開院した鍼灸院へ行くために、清洲へと向かいました。
予約時間まで少し時間があるので、少し清洲を探検してみようかと。


清洲、というと、観てない映画「清洲会議」と清洲城の名前しか知らない程度。岐阜方面に向かう時に、高速で通り過ぎるところ😅


なのでダメ元でSNSで現地情報を聞いてみたところ、「朝日遺跡」をお勧めしてもらいました。


歴女というには浅すぎる興味と知識ゆえに、遺跡好き〜!と大きな声では言えないのですが、昔の人が暮らしていた様子、使っていた道具、そして土器を眺めたりするのは結構好き。
縄文土器の訳の分からないエネルギッシュなとことかも大好き。
弥生土器のスッキリしてなんだか可愛らしいデザインも好き。節操ないな。


ナビで行ってみると、ちょっとした公園くらいの広さの場所に資料館がありました。


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敷地内には竪穴式住居も。(昔子供のいたずらで燃えてしまったとかいう話。再度復元されたそうです)

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資料館の中には、この辺りで広範囲に発掘された弥生時代の集落跡の貴重な土器などか沢山展示されていました。(本物)

レアなものも多いそうで、日本全国での展覧会に貸し出しているものもいくつかあって、出張中の張り紙がそこここに。
中には日本の歴史を紹介するために海外に渡った壺もあるそうです。


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上の写真は、本当に使われていたもの。下のは埋葬や儀式に使われたのでは、と言われているミニチュアの土器!本当に手のひらサイズで、可愛くて、へぇ、昔の人も小さいものを作って愛でたりしてたのかな…と、ちょっと面白かったり。

写真には撮っていないけど、資料館の案内では、木を複雑に組み合わせて埋め込んだ防護柵の跡とかがあったりして、他の集落からの攻撃に備えていたという記述があって、弥生時代にも人間は戦っていたんだなぁと実感する。


外はタンポポが花盛りで、可愛らしい様子でした。珍しい白タンポポが、ほんの数輪、外来種の中で頑張って咲いていました。
(ここの敷地では外来種、在来種、両方が観察できるようです。気になる方はぜひ咲いている時期にチェックしてみて〜)

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あ、そうそう、資料館では貫頭衣を着て写真撮影とか、火おこし体験もできるのです。
これで入場料無料って太っ腹〜😆
今度は子供連れて行ってみようかな。

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平日はガラガラで貸切みたいでした。館長さんらしき方に、いろいろ解説もしていただいて、より楽しめました〜♪

写真が多くなっちゃったので、続きは改めて。