私には潰瘍性大腸炎という持病があります。
腸に炎症が起きる病で、「発病の原因が不明」かつ、「完治させる治療法がない」ため、難病に指定されています。
「治す」ことができないため、症状を「抑え続ける」必要があり、症状が出ていない今も、毎日の服薬(坐薬+錠剤+顆粒剤の3種)と2ヶ月に1度の通院がマストです。
今は、症状が全くない「寛解期」で、好きなものを飲み食いでき、不自由もなく過ごしています。
ちなみに症状は、軽症<中等症<重症<劇症の順で強くなり、私は中等症までしか至ったことがありませんが、下血、発熱、激しい腹痛で、腸に何かが通ると痛すぎて、水も飲めず、合う薬がなかなか見つからず、色々な薬を試し続けるな日々でした..。
合う薬が見つかると、みるみる症状が改善され、
不妊治療、妊娠・出産、育児..。
健康が試されそうな局面でも、驚くほど問題視されることなく、
問診で色々と聞かれることも無く、
(妊活の開始に際しては、服用していたステロイドが身体から抜けるまで6ヶ月待った)
妊娠中、便に血が混ざった時は再燃したのかと泣きそうになりましたが、妊婦によくある痔で、
全く不自由なく過ごすことができました。
なので、自分が難病患者であることを半分忘れていました。
(服薬も通院も、歯磨きと同じようなルーティーンなので気にしてなかった)
そんな中、子どもの誕生を機に、資産形成について考え直すため、オンラインセミナーに参加し、夫と個別面談を受けてきました。たまひよとかでよく宣伝されているやつです。
お世話になっていたFPさんが退職してしまったので新しいFPさんを探しに..。
色々話した結果、アクサ生命の変額保険に余剰資金の運用目的で、夫婦でそれぞれ加入することに決めました。
何度かオンラインで面談し、契約書を送ってもらい、重要事項説明も終わり、カードで決済する直前、病気の申告欄の記入画面に。
潰瘍性大腸炎と入力すると、FPさんが「えっ!!!??」と。
「潰瘍性大腸炎で入れる保険は多分ないと思います。」と。
あちゃーー。。言われてみればそうかもな。気持ちは健康体でも、肩書は「難病」ですもんね。潰瘍性大腸炎と診断されて、保険に加入するの、初めてだったんです。
というか、資産運用目的だったので、生命保険という認識もあまりなく、債権を買うようなテンションで..。
「事前に言ってなくてごめんなさい。。。。」というと、FPさんも「僕も長年この仕事しているんですけど、潰瘍性大腸炎と一部の精神系の疾患の人だけ、見た目でわからないんですよ。こちらも確認不足ですみません。」と優しく対応して下さいました。
「今入っている保険、下手に解約せずに、大切にした方が良いですよ。」とも言われました。若いうちから保険入っててよかったー。。
資産運用はNISA全力活用で参りたいと思います。
駆け込みで申し込んだジュニアNISAも早く銘柄決めなきゃ。
慣れない育児でバタバタ続きですが、持病を忘れられるなんて幸せな日々。
今日も元気。ベビーも元気。健康であることに感謝です。