ESC2022を視聴しました | fumufumuのブログ

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ギリシャ・ネタ、音楽ネタを適当に綴っています。
ヘッダー画像はシフノス島のエプタマルティロス教会です。

もう一ヶ月経ってしまうけれどw
今年もユーロビジョン・ソング・コンテストを視聴しましたよ!
セミファイナル1をリアルタイム視聴(ESC休暇取得)、セミファイナル2を半分くらいリアタイ。
そしてグランドファイナルは再びリアルタイム視聴しましたぜ!

Eurovision Song Contest 2022 - Grand Final - Full Show - Live Stream – Turin


Grand Final Recap - All 25 Acts - Eurovision 2022 – Turin



今年は某配信者さんの影響と、仕事が山盛り状態だったのもあって、
事前に各出場者の公式動画をほとんどチェックせず。
気になりつつもオーディオのみを聴いて本選に突入したのですが、
結果、ステージを新鮮な気持ちで視聴出来た気がしますよ。
反対にポルトガルのように国内予選から見ていると、比較しちゃうので良くなかったかもしれない。


それはともかく、今年の優勝はウクライナ。

Kalush Orchestraの皆さん、おめでとうございます!

WINNER’S PERFORMANCE: Kalush Orchestra - Stefania - Ukraine - Eurovision 2022 – Turin


……まあ、情勢的にね、そういう流れになるよね。
大会前からオッズが異常だったもんなあ。
いい曲だと思うし、ステージ演出も良かったよ。私の中でもTop5くらい。
ただなあ…2022年大会を振り返る時、「ああ、あの年は…」ってなるじゃん。
もれなく付いてくるもやっとした気持ち。
推しが優勝しないのが悔しいというよりも、そういう年だったと刻まれるのが嫌。
楽曲の好き嫌いじゃない部分であれこれ言われ続けるの、私なら嫌だよ。

困難な状況にある国があることを、忘れたいわけじゃないんだ。
でもEBUはずっと訴えてたじゃん。
政治色を排し、純粋に音楽の祭典であろうとしてきたはずじゃん。
(ロシアの参加を拒否した時点で思いっきり政治的だけどね)


ウクライナ優勝の要因は、信じがたい程の視聴者票。以下はTop10。(Eurovisionworld.comさんより)

今年も、Jury票でのポイントが少なかった順に視聴者票が発表されたのだけど、
ウクライナの数字が出た瞬間、誰もが彼らの優勝を確信したことだろう。
そのくらいえぐかった。
そして、「ああ、やっぱりね」と思ったことだろう。

「祖国を離れたウクライナの人々が投票した」という話もある。
例えば移民として他国に渡ることが多いトルコ人やポーランド人は、
移民先から母国に投票しているというのは昔から言われているからね。
別に禁止されているわけじゃないし。
中身はどうあれ、視聴者票=参加国の気持ちです、と言われたら、
「ああ、そうですか」としか返せないわな。


Jury票のTop10はこちら。

1位はUK。
UKはUK代表であるという時点でハンディ背負っているようなものだから(←言いよう)、
他国が1位になることの100倍くらい価値があるよね。
今年もJury票はゴタゴタがあって(詳細は書かないが、確かにあれは疑われる)、
2019大会での「同じ投票傾向の国の結果を参考にする」を、またしても使うことに。
EBU、大丈夫なのか?と言いたくなるが、
UKに関してはJury Showが素晴らしかったと伝え聞くので、問題なかろう。


そんなわけで、個人的にもやってしまった大会ではあったものの、
出場曲に関しては、レベルが高かったと言えそうだし、
各国の本気度が熱い大会だったのは間違いなし。
次回以降、お気に入りを数曲、記事にしようと思います。