突然の出来事でした。
なんだか、お腹が風船のように日に日に膨らんでいるような、、、
最初はそんな感じで思っていました。
便も柔らかい日が続き、時には水下痢に悩まされておりました。
でも、元気に動き回るし、
気にしすぎかなと。
ある日、外で子供たちと外で遊んでいると
はちたが変なこけかたをした。
左後ろ足の爪が根っこから折れて、出血してしまいました。
慌てて病院に連れて行き、診察してもらいました。
その時についでにお腹の事も相談してみた。
すると、
あいにく爪はテーピングで安静にとのことでした。
お腹の事を聞くと、、、
「歳だから今までのご飯がカロリー高すぎて消費できてないから、ただの肥満です」
でも、お腹ずっと壊してて、、、と問うと。
「ヘルシーなご飯に変えて痩せさせるしかないね」
と言われ、
わかりました。
いつも頼んでいるナチュラルハーベストに連絡して、原料が同じで資質を抑えたものに変えた。
しかし、
下痢が止まらない。
お腹もどんどん膨れてパンパン。
これは本当に肥満なのだろうか、、、
違う病院でもう一度みてもらおうと思いました。
僕は仕事があったので、嫁にはちたをお願いしました。
すると、
嫁からの着信。
「すぐにレントゲン、血液、超音波の検査が必要ではちた今頑張ってるよ」
原因がわかって、処置してもらえるなら仕方ないね、はちた頑張ってと思いながら、嫁からの検査結果の連絡を待った。
2時間後くらいかな。
電話がかかってきた。
泣きながらの電話だった。
まず、肥満ではなく、蛋白漏出性腸症の疑いでした。
蛋白漏出性腸症とは、
なんらかの原因により血液ちゅうのタンパク質が腸を通して体外に漏れていってしまうことにより、様々な症状が出る状態のこと。主な原因は炎症性腸疾患やリンパ菅拡張症、腸腫瘍、感染性疾患などある。
よくわかんないけど、どうやったら治るの?なんで泣いてるの?
頭の中が混乱して、色々と聞きたかったけど、聞ける状態ではなかった。
はちたは今年で9歳になります。
今でも赤ちゃんに間違われるほど、小さいチワワです。
体重は1,3kgです。
小さすぎて、うちの病院では処置できません。
他に行ってください。
腸の一部を切り取り検査をすると病名がはっきりすとのことで、その手術には2通りある。
①内視鏡での手術
②お腹を開いての手術
内視鏡の手術は小さすぎて、小型犬用の道具がないらしく、不可能との事。
問題はお腹を開いての手術だ。
もう年齢も年齢なので、全身麻酔をして、腸の一部を切り取り、腸をつないだとしても、その後うまく繋がらずに寿命を縮める事になるかもと言われました。
お腹に溜まった水を針で抜いてもらい、その日はそのまま帰宅しました。
はちたは全然動かずに、ご飯も食べなくなりました。
仕事から帰っても、お迎えにもきてくれない。
その時なぜか嫌な予感がしたので、僕はリビングのソファーではちたを見ながら寝ました。
朝5時30分くらいかな。
嫁に起こされた。
歩いたと思ったら、急に倒れ込み。
手足がぴーんと伸び
目を大きく見開き
ベロが出た状態で動きませんでした。
2分間くらいすぎたら、呼吸がしてるのが分かり、少しづつまばたきを始めました。
安静にさせ、色々と病院を調べ電話し、小型犬でも対応してくれる病院を探しました。
練馬にあるテイルズ動物病院に連れて行きました。
ここの病院は小型犬用の道具も揃っているとの事。
病院も綺麗で、先生の説明がわかりやすく丁寧さが伝わるので、安心して任せられると思った。
ここでも血液、レントゲン、超音波など検査をしてもらいました。
結果が出て、説明を受けました。
何度聞いても涙が出ます。
入院して処置をするか、薬で様子を見るか。
悩んでいると。
先生が、
「はちたちゃんは飼い主さんが大好きなのが伝わります、なので自宅で薬を飲ませながら様子を見た方がいいと思います」
と言ってくれた。
診察台から少し離れた檻の中からこっちを覗き込んでるはちたが見えました。
自宅での治療を選択し、
早速ステロイドの注射をしてもらい。
薬をもらってその日は帰宅しました。
その日から、はちたの病気と向き合い薬を飲む日々が始まりました。
根治はしません。
でも、きちんと薬を飲んで通院すればまた一緒に散歩できる日がくると信じています。
血液検査だって、
だんだん良くなってきました。
最初の血液検査
アルブミンの数値が絶望的でした。
そして、
薬を飲み始め。
数値が少し上がりました。
そして最近の数値がこれ。
まだ治療を始めたばかりで、
僕自身わからないこともあります。
週1の通院で費用も仕方ないことだけど、かかります。
最初の病院は4万8千円くらいだったかな。
それからは大体だけど2万〜3万ちょっとぐらいですかね。
でもね、今は仕事から帰るとお迎えに来てくれたり、ご飯食べてると
「なんかくれよ〜」
ってよって来ます。
食事療法でご飯以外は何もあげられないんだけど、、、。
あの日に比べると、動けるようになってくれて心は少し楽になりました。
蛋白漏出性腸症になる子が増えていると聞きます。
このブログを通して、情報交換などできたらなと思い。
更新させていただきました。
今日もはちたは元気に頑張っております。
2人の子育てしながら、下痢で散らかった処理も文句言わずに片付けてくれる嫁にも感謝です。
息子もはちたぽんぽん大丈夫?ってなでなでしてくれます。
娘はペシペシ叩きます。
本多家はみんなで「また一緒にお散歩できる日」に向けて頑張って行きます。
はちたがんばろうね。