鼻が良過ぎる子の苦手な場所 | 男女の母ちゃん子育て日記

男女の母ちゃん子育て日記

関西人が、結婚を機に関東へ移り住みました。親族いない、ママ友いない、夫帰ってこない、更には関西と関東の違う文化の中で子育てを始めた関西人母ちゃんのブログです。夫・8歳娘・5歳息子の4人家族です。

こんにちは^^

小学2年の娘と年中の息子の
てるいさわです。
(性教育インストラクターしてます♪)
 

 

 

前回前々回のブログ

引き続き、

今日も小2娘の話です。

 

 

“敏感過ぎる子=HSC”

の可能性があると

今年の夏前に専門家に

指摘された娘。

 

 

そこで、母自身も初めて

HSCについて調べることをしました。

 

 

そして、それについて知ることで

過去の娘の理解できない行動に

初めて思いを馳せられたのです。

 

 

今日はその第3弾です。

 

 

HSCのたくさんの症例がある中での

その可能性を示唆された子の

一例として読んでいただけると幸いです

 

 

 

=============

 

何で我慢できないのよ?

 

=============

 

 

HSCの特徴の

1つであるとされるものに

「刺激に対して敏感」

というものがあります。

 

 

 

この刺激というのは、

音や匂い、光や肌ざわりなど。

 

 

 

この刺激の中で、

娘ハナは特に敏感なのが…

 

 

におい

 

 

なんです。

 

 

 

 

最初の訴えは

4歳くらいから始まったかな?

 

 

 

「新幹線の匂いが嫌」

というものから始まりました。

 

 

 

私の実家が京都なので、

帰省する時には

必ず新幹線に乗るんですね新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

 

 

で、新幹線に乗ると、

必ず

 

 

「気持ちが悪い…。

匂いがダメだ…」

 

 

となるんです。

 

 

 

でもね、当時の母は

軽く受け止めていました。

 

 

「ふ〜ん。そうなんや。

苦手なんや。気の毒に…。

嘔吐せんかったらいいな」

 

 

そんな感じ。

 

 

 

だって、世の中に

においに敏感過ぎる子が

いるなんて知らなかったから。

 

 

 

でもね、

無知だったからこそ、

その後、悲惨なことが起こりました滝汗

 

 

 

 

ハナが成長するにしたがって、

新幹線以外にも、様々な場所で

においが嫌だという訴えは

増えていきました。

 

 

 

その度に、

“神経質な子やなぁ”

聞き流していた母。

 

 

 

そんな状況の中で

ある日、事件は起こりました。

 

 

 

事の起こりは

ハナが小1の時に連れて行った

歯の定期点検。

 

 

 

歯医者さんって

独特のにおいがしますよね。

 

 

 

なので、ハナは

歯医者さんに入った途端、

 

 

「においがダメ!!!

私、外で待っている!」

 

 

と逃げ出しました。

 

 

 

母もね、

歯医者さんのにおいは

好きじゃないので

ハナの気持ちがわからんでもないです。

 

 

 

でもね、

流石に順番が来たら、

戻ってくると思うじゃないですか。

 

 

 

ハナの場合、

それが出来なかったんです。

 

 

 

母「順番やで!

名前、呼ばれてるで!」

 

 

ハナ「嫌!行かない!」

 

 

母「何が嫌なのよ⁈」

 

 

ハナ「においが嫌って

言ってるじゃないのよ!」

 

 

母「そんなん我慢しーや!!!

もういい加減にしーや!!!」

 

 

 

そして、

ハナを引きずって、

診察台に連れて行きました。

 

 

 

診察台でも、

無理やり押さえ付けて、

なんとか歯のお掃除をしようとしましたが…。

 

 

 

この日はもう

お掃除さえ無理だったように思います。

 

 

 

そして、

その後の母の怒りは

もう言うまでもないです…。

ハイ滝汗

 

 

 

今となっては、

“においに敏感過ぎる子がいる”

ということを知らなかった

母の無知さのせいで

ハナには悪いことをしたなぁと思います。

 

 

 

でも、当時は、

全く彼女の行動を理解できませんでした。

 

 

 

意味がわからない!

本当に手がかかる!

 

 

 

そう思っていました。

 

 

 

ハナ自身は

「においが無理!」

とちゃんと嫌な理由を

言っていたのにね。

 

 

 

母が無知なばかりに、

それを本気にしなかった。

 

 

 

それどころか、母は、

自分の小さい頃の経験と

照らし合わせて、

 

 

「私だって、小さい頃、

歯医者さんのにおいが

嫌いやったけど、我慢できてた!

あんただって出来るはずや!」

 

 

 

と自分の価値観を

押し付けようとしていた。

 

 

 

母と子供が

顔のつくりは似ていても、

全く同じでないように、

 

 

性格、感覚、得意不得意も

母子で異なることを

必ず心に置いておかねばならないことを

知りました。

 

 

 

子供の行動には

何かしらの理由が必ずある。

 

 

そして、

考え方や感覚は人それぞれ。

 

 

 

子育てにおいて、

この2つは絶対に

心に置いておくことだと

母は強く感じています。

 

 

 

 

ちなみに、その後、

ハナの歯医者さん嫌いは

以下の3点のおかげで、

だいぶ克服されつつあります。

 

 

 

・においがあまりしない

歯医者さんを見付けた。

 

 

・一ヶ月くらい前から

歯医者さんに行くことを伝えて

心の準備をしてもらう。

 

 

・暴れた時は、

押さえつけるのではなく

応援して欲しいというハナの意見を

本人から聞きだせた(ここはコーチング)

 

 

 

3回のブログに渡った

ハナのHSCかも?という症例は

大きな出来事はこんな感じかな。

 

 

 

 

では、

今日も長いブログを

読んでくださってありがとうございますニコニコ

 

 

 

3回連続、

バトル話ばかりで失礼しました滝汗

 

 

 

それでは、

素敵な午後になられますようにお願い