ものすごく嬉しい気持ちになった。
素足にローファーを履きグランドの端を走って校門の方へ向かう。
門の手前で彼を見つけた。
完璧な立ち姿。
私はいつも彼を目の前にすると言葉を失ってしまう。
本当はもっと、この14年の熱い想いを告白したいのに。可愛い女をアピールしたいのに。
まるで気の無い無骨な態度しか取れないのだ。
初めは緊張のあまりその様な状態になるのだと思っていたが…次第にわざと素っ気ないフリをしている事に気付く。
なぜだ。ばか!ばか!
車で登校していた彼は私を助手席に乗せエンジンをかけた。
なぜランボルギーニ。
二人きりの限られた空間。
もう息が詰まって過呼吸寸前だ。
やっぱり緊張してるのか。
もう自分でもこの無骨さが自然のものなのか人工のものなのか分からなくなっている。
彼の声は強いアルコールの様だ。
優しく話しかけるでもない、淡々とした喋り。
なのにものすごく熱い。
強いアルコールで喉が焼ける感覚が私の耳の奥に走る。
彼が私を今晩の食事に誘った。
もう飛び上がるほど嬉しかった。
しかしそれでも私はただただクールにOKだと頷くだけだった。
しかし私はここで突然娘を幼稚園に置いてきた事に気付く。
真っ暗で誰も居ない園舎を小さな娘が泣きながらヨチヨチ歩き回る姿が鮮明に浮かぶ。
突然我に返った。
━━━ここで夢も覚めた。
隣に寝ている娘が本当に泣いていた。
優しく抱いて授乳をして再び眠りにつかせた。
今までの私が歩んできたそれなりの人生。その間私をずっと支えていてくれた彼。
たくさんの思い出と想いを校舎と彼の車の中に置いてきた。
だって今は持ちきれないほどの大きな宝物があるからね。
娘との慌ただしい日々の中、まだまだ過去を懐かしむ余裕は無いけれど会いに来てくれてどうもありがとう。
そういう解釈で多分OKな夢。
とても とても幸せな夢だった。
素足にローファーを履きグランドの端を走って校門の方へ向かう。
門の手前で彼を見つけた。
完璧な立ち姿。
私はいつも彼を目の前にすると言葉を失ってしまう。
本当はもっと、この14年の熱い想いを告白したいのに。可愛い女をアピールしたいのに。
まるで気の無い無骨な態度しか取れないのだ。
初めは緊張のあまりその様な状態になるのだと思っていたが…次第にわざと素っ気ないフリをしている事に気付く。
なぜだ。ばか!ばか!
車で登校していた彼は私を助手席に乗せエンジンをかけた。
なぜランボルギーニ。
二人きりの限られた空間。
もう息が詰まって過呼吸寸前だ。
やっぱり緊張してるのか。
もう自分でもこの無骨さが自然のものなのか人工のものなのか分からなくなっている。
彼の声は強いアルコールの様だ。
優しく話しかけるでもない、淡々とした喋り。
なのにものすごく熱い。
強いアルコールで喉が焼ける感覚が私の耳の奥に走る。
彼が私を今晩の食事に誘った。
もう飛び上がるほど嬉しかった。
しかしそれでも私はただただクールにOKだと頷くだけだった。
しかし私はここで突然娘を幼稚園に置いてきた事に気付く。
真っ暗で誰も居ない園舎を小さな娘が泣きながらヨチヨチ歩き回る姿が鮮明に浮かぶ。
突然我に返った。
━━━ここで夢も覚めた。
隣に寝ている娘が本当に泣いていた。
優しく抱いて授乳をして再び眠りにつかせた。
今までの私が歩んできたそれなりの人生。その間私をずっと支えていてくれた彼。
たくさんの思い出と想いを校舎と彼の車の中に置いてきた。
だって今は持ちきれないほどの大きな宝物があるからね。
娘との慌ただしい日々の中、まだまだ過去を懐かしむ余裕は無いけれど会いに来てくれてどうもありがとう。
そういう解釈で多分OKな夢。
とても とても幸せな夢だった。