ただ私が思ってるだけなんで
敏感に反応される方はそっとお閉じくださいね。
発達障害と診断される方が20年前の10倍でしたっけ。
激増したのは診断基準の変更と、環境の変化など挙げられるのでしょう。
というか、診断基準変わったのなら単純に比較するのは無意味というか。もはや別物じゃん
なんだか娘を療育に連れて行ってたころ
よく思うことがあったのですが
他のお子さんとも交流があるのですが
え?この子が発達児??
むしろ優秀児じゃね?
こう思うこと多々ありました。
もちろん、私はその子とほんの一瞬関わっただけなので、その子の凹凸の凸だったのかもしれませんし、私自身メンタルヤバヤバだったので他人の子はとてもよく見える現象だったのかもしれません。
もちろん、そんなことは口には出せません。
なぜならここに至るまで親はかなりキツイ思いをしていると私自身もわかっているから。
療育センターや病院通い、自分の子に障害があるいう心理的に負担のかかるものをある程度受け入れて診断を受け、役所でめちゃくちゃ面倒な申請をしてヒアリングや審査、時間を経てようやく療育を受ける段階になっても、順番待ちやアセスメントで疲労。
ここに至るまでかなり大変な思いをしたよね…
でも口に出せないから
心の中でその親御さんに
アナタのお子さんめっちゃ優秀だと思うよ?
と叫んでました。
療育に通わせている母親の方々には共通点があるように感じました。何のエビデンスもないですよ。私がそう思っただけ。
それと…育てにくさは社会全体にあると思います。どんな子であっても。
発達を図る尺度である遠城寺式の発達検査表、かなり古くからある尺度だと思いますが
3.8歳〜4.0歳に「母親にことわって友達の家に遊びに行く」かどうか、というのがあるんです。
3歳児「ちょっと○○ちゃん家に行ってくるね〜」
母「いってらっしゃーい」
という時代があったんですよね。
それが定型発達なんですよね。
これができない3.8歳〜4.0歳の子は
定型ではない、と。
いやーあり得ないわ。
時代が違いすぎるわ。
危険すぎるわ。
これができてなかったら「社会性が低い」となるわけですが、今の時代、ちょっと家の外でたら猛スピードで飛ばしてる車、子ども関係の事故や事件。
3歳児がちょっと行ってくるわ!って一人で。3歳はないわぁ、上の兄弟といっしょなら分かるけど。3歳はないわぁ(何回も言う)。
これひとつとっても、昔はもうちょっと子育てというのは放牧スタイルで良かったということですよ。
育てにくさが社会全体としてある中で、さらに条件的に不利な親たちが追い込まれ、さらに色んな感情を受けやすい人が追い込まれていく。
この特徴がまさに私が療育で見てきたお母さんたちに多い傾向。
条件というのは頼れる人があまりいない、というのがおおきいのかな。それはプライドだったりするかも。
今も昔も大変とは思いますが、
社会的育てにくさも発達障害の診断が増えている一因だと思う。