お盆が近づいてきています。

皆さんはご供養されていますか?

今日は、四十九日のお話をしたいと思います。


よく、亡くなられた方が四十九日まではお線香を絶やさないでと言います。
そもそも四十九日って何?って、思う人も多いと思います。

四十九日というのは、亡くなられた方が三途の川に進んで行くのにかかる日数です。

人は亡くなると、体から魂が抜け出て、魂だけになります。

その魂が、49日かけて、真っ暗闇の中を、自分の生きてきた人生を振り返り、自問自答をしながら三途の川へと進んで行くのです。

だから、お線香を絶やさないでというのは、遺った人達が、亡くなった方が迷わないでちゃんと三途の川へと進んで行けるように、真っ暗闇の足元を照らしてあげる、きちんと送ってあげるという、亡くなった方に対しての最初に行う供養であり、応援なんです。

その、足元を照らしてもらった灯りを頼りに三途の川へと行かれます。


無事到着した時の三途の川の姿は、その方が送ってきた人生により、様々です。

サラサラと優しく流れる小川のような川の人もいれば、恐れをなしてしまうような大荒波な人もいて、そこを渡れないと、成仏ができません。

でも、渡らないと行くべき世界へ行けませんから、遺された人達は、めいっぱいの応援をするのです。

それが、いわゆるご供養というものです。

お墓参りに行くことが全てではなく、亡くなった方を偲び、そっと手をあわせることでじゅうぶんなんです。

人生は修行だとよく言います。

亡くなっても修行は続くのです。
永遠に·····

だからお盆には、こちらの世界に帰ってきて、ゆっくりと骨休めをして貰うのです。
お盆はそういう意味があり、そのためにお盆というものがあるのです。

ご先祖さまがいたから今の自分がここに在る。

それって、とてもすごいことですよ。

大切にしましょうね。

自分のことも、ご先祖さまのことも。


何か辛いのなら、何かわからないのなら、私が聞きます👂

なんでも話して🤗