今回はタイトル通り欲張って2部構成です。
ハワイのタコノキ、ハラ
沖縄にはざっと3種類のタコノキ類が見られると前回書いたのですが、ハワイにはまた違う種類のタコノキが自生しているそうです。
学名:Pandanus tectorius
ハワイ語名:Hara ハラ
ただ、書籍などによってもキフタノキがハラであるとか、P.tectoriusはアダンと同じであるとか色々書かれていますが、アダンとは別であると現在では学術的にはハッキリしてるようです。
またどれがハラ?と言う問いには、これまで書いて来た通り古代ハワイアンは現在の学者さんのように細かく種類を分けて呼んでいた訳ではないのでハワイに生えていたタコノキ類をみんなハラと呼んでる可能性ありますね😅
そんなハラは古くから葉を加工して様々な日用品や建築資材として用いていました。
Lauhalaラウハラとして現在でも多くの方に愛用され、日本でも作られてる方が沢山いらっしゃいます。
私は超絶不器用なので、ラウハラはやりません(やれません)がハワイマウイ島ハナ産のハラを買って育てています。
ハワイアンプランツを色々販売している千葉県は浦安、イクスピアリ内にある『ラニハワイ』さんで購入しました。
ハラ以外にも希少なハワイアンプランツを販売しているので、我々にはとてもありがたいショップです。
植物以外にも雑貨や衣類など沢山のハワイアングッズも買えるのがまた嬉しいお店です。
2024年4月現在
葉があっちこっちに暴れています💧
この葉のトゲがなかなか凶暴でお手入れの際は必ず「痛いっ!」となります😭
大きなハラやタコノキは幹から太い支柱根が出ていますが、この小鉢でもニョキニョキ出ています。
因みに購入時は4号ポットでまだ小さかったのですが、腰水管理をしていたら…
2ヶ月で葉がピョーンと伸び始めてどんどん暴れるようになりました😅
このハラは撮影のために窓際に持って来ましたが、普段は窓辺からも少し離れた所に置いているので、葉が日光を求めて暴れてるのかと思っていましたが…
沖縄で見たタコノキ類の苗もクネクネ暴れていたので元々こんな性質なんでしょうね。
先程も書いた通り、葉のトゲが凶暴なのであまり大きくなったら困ると思い植え替えは極力しないでおこうと思っています。
また野生化のハラは乾燥にもけっこう強いようですが、元々水を好む性質なので腰水管理をしていて一度も土を乾かす事がなくても根腐れはしていません。
南国風ガーデンでのタコノキ類
↑使えるー!
↑これもイケる〜♪
↑東南植物楽園のタコノキ
↑イケる〜
↑海洋博公園のタコノキ
↑これもイケる〜!
どうでしょ、沖縄のタコノキ類以外は場所は違えどみんな同じ庭木です。
もうお気づきかと思いますがマオリにはティコウカと呼ばれている、コルジリネ•オーストラリスです。
いや、分かります、分かりますよ!
タコノキたる支柱根がねーじゃねーか!
ですよね💦
確かにあの支柱根を同じように持つ植物なんかそうそういません。
でも瀬底ビーチのアダンのように群生していると本物のタコノキ類でも支柱根はよく見えません。
それとよほどほマニアさん以外はあの支柱根を見て南国感を感じる訳ではないと思うんです。
因みにウチの奥さんはああ言うの苦手らしいです。
モンステラの気根ですら嫌だと言うので、そう言う方もいらっしゃるでしょう。
まぁやっぱりあの細長い葉がワサワサーとしてる樹形が南国🏝️だと思うんです。
それにタコノキ類の実ですよね、はい、分かっています💦
でもお家の庭であの実が生ったら大変ですよ。
食べれるのも一部あるようですが、処理が大変!
食べれない種のならもっと大変!
ですから、葉にトゲはないし、大きな実は生らないしコルジリネ•オーストラリス推します!
耐寒性も強いですしね。
とはまぁ今更こんな私が推さなくても、既にリゾート風植栽では定番中の定番。
最近の大きなオシャレなお宅には必ず植ってそうですよね。
それらがタコノキ類をイメージして植えられた物ではないとは思いますが、沖縄で沢山のタコノキ類を見ていて「あっこれはティコウカで充分だな。」とつい思ってしまったので、こうしてネタとさせてもらいました。
いずれにしても我が家のティコウカはまだ分頭もせず、花も咲かず葉っぱを垂らす事だけ頑張っちゃって…