まだ残ってた?沖縄旅行ネタです😅
今回の沖縄旅行では海辺に行く事が多かったので、実は同じ植物ばかり目にした印象でした。
タコノキ類、ヤシ、ナウパカにポーフエフエ。
そんな中でまだ取り上げてなかった海辺の植物について書いてみます。
沖縄ではヤシよりも、タコノキ類(左)が非常に目に付きましたので、またの機会に書いてみようかと。
今回はまずこのモンパノキから。
私、このブログで書くまでずっとモンパンノキだとばか思っていたのです💦
だったウルはパンノキだし〜
で、このモンパノキはクサトベラと同じぐらい、沖縄やハワイなどの太平洋沿岸の熱帯から亜熱帯の地域ではよく見られるそうです。
樹高は中木で10m程度だそうで、確かに立派な大木が沢山見られましたが、苗状態の小さなのも見られました。
海浜植物らしく、葉は多肉質ながら表面と裏に細かい生毛のような物が生えており、ラムイヤーみたいなシルバーリーフのようにも見えます。
ハワイではTahinuタヒヌと呼ばれてるそうです。
意味を調べようとしたのですが、ちょっと分かりませんでした。
ネット翻訳によるとマオリ語で脂肪とか。
まぁ似た言語なので同じような意味かもですね。
因みに沖縄などでは地域によって呼び名がいくつもあるそうで、ガンチョーギやスビキなど関東の人間からしたら非常にユニークな名前ばかりでした。
興味のある方はウィキペディアを見てみて下さい。
さて、そんなモンパノキはネット調べだと鉢物での観葉植物としての流通はなしですね。
園芸店、ホームセンターの店頭販売も見たことも聞いた事もありませんね。
やはり耐寒性はないんでしょうねぇ。
お次はハマボッス。
この雑草みたいな植物、備瀬の浜で見つけた時にピン💡と来ました!
この植物、ハワイではKolokolo Kahakaiコロコロ・カハカイと呼ばれる植物であると近藤純夫著書『ハワイアン・ガーデン: 楽園ハワイの植物図鑑』に載っていたのを覚えていたからです。
なんだってこんな雑草みたいな何の変哲もない植物を覚えていたか?それは単に名前が面白いのと、このコロコロ・カハカイは日本にも自生している植物だったからです。
北は北海道、南は沖縄までの生息分布の植物がさらにインドや太平洋諸島にも分布してるのはかなり珍しいと思います。
そしてよーく見るとシンプルで小さいながら花は綺麗ですよね。
生息分布をみるにウチの庭でも育てられそうだと思ったのですが、2年草と言うまたちょっと変わった生態なので購入に至っていません。
一応楽天では売ってるショップがありました。
因みにKolokolo Kahakaiの意味は『海岸に這う』と言う意味で、ハマゴウと言う別の植物も同じくコロコロ・カハカイと呼ばれるようです。
この辺はアークリクリなどの植物と同じですね。
本当は違う植物を一つのハワイ語の名前で呼ぶ事はけっこう多くありますからね。
3つ目はオオハマボウ
これはハワイではHauと呼ばれるカヌープランツで有益植物で、古来から色々な用途に使われてるそうです。
このハウは海浜植物ではないですが、やはり海岸近くに生える樹木です。
花の色が時間の経過と共に変わるちょっと変わった植物のようです。
これも探していた訳ではなく、お花が目に留まり発見となりました。
ハイビスカスと同じ仲間なので似て見えますが、もっと似てるのは野菜のオクラです。
オオハマボウ、別名はユウナと言って鉢物の販売がネット通販で若干有りました。
これ以上室内越冬させないといけない鉢物を増やすのは家庭的にまずいんで購入は我慢です😅
最後は番外編、ツワブキです。
ツワブキと言うと和風の庭などに植えられてるイメージが強くたまに古い民家の敷地からはみ出て雑草化してたりと、個人的に海辺の植物のイメージがないんですが元々は海辺の植物だそうです。
自然分布としては日本福島県、石川県以南から南西諸島と台湾、中国南東部などと比較的暖かい所のようです。
勝手に寒さには強く本州だけかと思っていたので、沖縄で見た時はちょっと意外でした。
しかも勝手に日向より暗いジメジメした所の方が好きかと思っていたし😅
さすがにハワイなどの太平洋の島々までは自然分布してないとの事ですが、園芸的に魅力があるのかハワイ島のカロパ州立公園に植えられてるそうです。
何気にイギリスのトロピカルガーデナーさんにも使われてますしね。
まぁ見ようによってはアロイド的な葉っぱにも見えますしね。
お庭が広い方なら南国風ガーデンに取り入れても良いかもですね。
和風のイメージは強い気がしますが😅
と言う事で沖縄とハワイの海辺の植物でしたが、冒頭にも書いた通り、書ける時にはなりますがタコノキ類も書いてみようと思います。