2022年度の冬の大寒波で壊滅的被害を受けた事で2年目のメイン花壇、と言うかお庭全体として方向変換をする事にしました。
それは冬でも常緑の南国風ガーデン!です。
前年のような寒波はそうそう来ないだろうとは思うものの、とは言えやはり最低気温は0℃ぐらいは普通になる地域。
ビニールトンネルを掛けたり、寒冷紗でぐるぐるではやっぱり冬の間、庭がつまらないんですよねぇ。
それとまだ幼い2人の子供がいると、休日と言えども好き勝手に時間を使えないので季節問わずローメンテの庭でもありたいですし。
じゃどうやって冬でも常緑の南国風ガーデンに?
熱帯植物やハワイアンプランツは正直なところ養生しても非常に厳しいです。
だから南国風ガーデンとしてのハイシーズンである夏から冬まではハワイアンプランツを中心に盛り上げて、冬はハワイアンプランツや熱帯植物以外の耐寒性のある植物で南国風ガーデンを目指す事にしました。
と言う事で早速春先にまずはメイン花壇のリニューアルです。
ダメになったモンステラ、ティ、ハイビスカスは抜根し、代わりの植物を植えました。
冬の主役?
2023年の1番の期待株!アカンサスモリスです。
ガーデニング歴の長い方や園芸をトコトン楽しんでる方にはご存知かもですが、南国系植物ではありません。
ヨーロッパ地中海沿岸が出身で、蒸し暑いのは苦手だけど寒いのは得意とか。
暖地だと夏は消えてしまいそうになるのに、秋から冬はモリモリらしいです。
と言う事は冬に閑散としてしまう我が庭に最適!
しかも見た目も大きく成長すると葉の切れ込みも深くなってまるでフィロデンドロンの一種のようでとても格好イイのです♪
古代ギリシャから現代までその格好良さから彫刻などのレリーフに使われています。
もう一つはヤシです、地植えヤシ3弾。🌴
ビロウと同じく沖縄出身のクロツグで現地ではマーニと呼ばれているそうです。
ヤシと言っても幹がニョキニョキと長く育つタイプではなく、この姿のまま大きくなるタイプでまた子株も出て来て大きく育つと一つの個体でジャングルを演出してくれるそんなヤシです。
そして何より嬉しいのは耐寒性の強さで、ビロウと同等とされているので通常の冬であれば養生の必要性はないと思われます。
デカすぎだけど…未来予想イメージ
アロハガーデンたてやまの多分クロツグ
宿根草の球根
ホワイトジンジャーと同じく冬には地上部が消えてしまうのだけど、南国風ガーデンには必須だろうと思い続けていたカンナも植えました。
ただカンナは背丈がホワイトジンジャーのように大きくなってしまうので、ウチのような狭い庭や花壇では扱いづらいのです。
そこで選んだのが矮性種のしかも銅葉の赤花。
これが実は流通量が少ないので、春前からの受注生産でした。
3球根購入して、メイン花壇に2球植えました。
新しく花壇に植えたのは主に以上3種。
他に一時的な物として赤葉のティやヒューケラも植えたりしましたが、あくまでも年間通してのメインとなる植栽はアカンサスモリスとクロツグの追加と赤までのカンナ。
その他にも少し手直しをしました。
お引越し株
なんとか生き延びたパラパライは、2022年の正体ぶりを見ると背丈がビロウを越してしまい、バランスが崩れてしまうのと、冬に養生しないと全滅の可能性が高いので、庭の西側の隅で冬は他の植物に守ってもらう作戦とします。
気まぐれ植栽
近所で雑草として生えてたユキノシタ。
写真は花芽が上がってますが、普段はこの地を這う葉脈の綺麗な情報。
南国植物にも負けない観葉植物として前々から注目してたのでこれまた西側庭の隅に植えてみました。