日曜日、初めてお店で前沢牛ステーキを食べました
前沢牛の歴史を良く知る人物と。
お店はオガタさんで
たくさんの有名人が来店されてるお店です

前沢牛をステーキで食べたのは27歳にして初めて…
お寿司の牛にぎりとかは食べに行ったことはあります。
あとは我が家での焼肉やすき焼きで食べたりはしますが
まぁ特別な時だけね。。。
結婚披露宴に持込しゲストにもてなしたぐらい
ただ、ステーキを丸々食べたことは今までにはなかったですね…
実は私も結婚が決まってから知ったのですが
今の前沢牛があるのは父がいたからと言っても過言ではないとか。
近親相姦で小さくなりつつある牛をなんとかしようとプロジェクトが立ち上がり
役場職員の父と農協の方と2人で島根に牛を買いに行ったそうです。
40年前ぐらいでしょうか?
買う予定の牛は当時の値段で1頭30万。
確か初任給1万いかない時代?
しかし父は違う牛をみて前沢を救うのはこの牛だ!とピンときた牛がいたそうです。
親牛は象よりも大きな雄牛だったとか。
その大きな雄牛の子は62万。
一緒に行った農協の人は『これは違う牛だ!しかも倍以上する牛だぞ?』
というようなことを言われたそうです。
しかし父は責任は俺がとると言って自ら選んだ牛を購入。
見事に怒られたとのこと。
そうですよね…。頼まれた任務を果たさず予定外のものを倍の値段で買ってきたのですから…
前沢にきたお嫁さん牛65頭?で約4000万。
今にしたらいくらでしょう…?
父は課長からどうしてくれるんだ?などこっぴどく怒られたそうです。
辞表提出を考えたとか。
父は予算を工面できる自身があり決めてきてたそうです。
じゃなきゃ買えなかったって。
父は選んだ牛に自信はあったものの、評価されるまでには時間がかかり、それまで毎日帰宅しては布団を頭まで被って
『仕事辞めなきゃないかなぁ。職場行くのやめようかな…』
と呪文のように話していたそうです。
(母の話より。でも毎朝お弁当作ればスーツに着替えお弁当持って行ったから放っておいたそうです
)
)嫁にきた牛さんは高価なので農家の方に支払えというのは無理な話。
支払いは3年待つ条件で渡したとか。
そして2、3年過ぎ、お嫁にきた牛さん達は立派なお母さん牛に成長。
62万の牛の子は前沢の救世主となるのか…
………。
見事に60万越えの値打ちが
高いものは150万の値打ちがついたとか
この日やっと父は生きた心地がしたのでしょう。
その後、部署移動があり部署を離れるとき
あのガミガミ言われた課長から土下座で謝られたそうです。
…と、前沢牛にはそんなエピソードがあったとか。
20歳の時に就職し埼玉に行き兄と
川越に靴屋を開いていた親戚のお兄さんのとこに行きました。
十数年ぶりに会ったので昔話など懐かしい会話をし、その中で
『前沢牛作ったのは君達の父さんだって自慢してるよぉ』
と言っていたのを思い出しました。
あの時はさっぱり意味がわからず作り笑いしてましたけど

そういや、在職中の飲み会で和牛の話題で盛り上がったけど
あのときこれを知っていれば自慢できたのに
とちょっぴり後悔(笑)
まぁこれは町としての仕事であり、父は縁の下の力持ちというだけで、酒場の武勇伝に過ぎないんですけどね
そんな歴史を父に聞きながら美味しく前沢牛サーロインステーキ150gを旦那と3人で父の奢りでいただいてきました
お父さんごちそうさまでした
旦那はどうかわかりませんが、私も歳なのか親子で胃もたれしてましたね
やっぱり庶民らしい食事が私達には合うね…と夕食の話題になってましたとさ。
おしまい。