この小説はフィクションです
登場人物及び出来事はフィクションです
2012年 1月
L・A
山本はアメリカの生活にも慣れ、地下鉄で行くロングビーチの朝の散歩も
好きになった。
大型スーパー Target(ターゲット) カルバーシティ店
で不思議なお菓子を物色するのも楽しかった。
LISAに進められて、チラシのクーポンを貯める節約生活も始めた。
正月に近くの民家で開催されたバザー(ガレージセール)で、念願のスプリング
の効いたマットレスを手に入れた。 それまではベッドに薄いマットレスを乗せ
ただけのベッドだった。
昼食を済ませて自分の部屋に戻って来ると、LISAがニヤニヤ笑いながら
「 こっち来て! 」と手を振っていた。
少し期待しながら、LISAの元へ行くと 彼女の後ろから植田と沼澤が出て
きた。
「 山さん! 会いに来たぜ! 」沼澤が言った。
「 山さん! 容疑晴れたんだよ! 」植田が言った。
「 え!? どうやってわかった? 」
と、山本が問うと、LISAが
「 ドンキヨシで写真見せられて、山本だ!って思ったから連れてきた 」
と言った。
「 ここまで来るのに、どんだけかかったと思う? 一ヶ月だよ! 」
「 え!? なんで一ヶ月? 」と、山本が言うと
「 飛行機乗り間違えて NYに行っちゃった 」と、植田が答えた。
LISAは日本語がわからないのでニコニコしてた。
どうやら、2人は探すのに大変苦労した事はわかったが、話しを聞いてる
分には面白そうなエピソードが沢山出て来た。
外に駐車しているグラン・トリノには、当初装飾されていなかった
“日の丸の旗”“2人の似顔絵”“扇風機”が取り付けられていた。
何を突っ込んで良いのかわからなかったので、取り合えず車内に見える巨大な
パンダのヌイグルミを聞いてみた。
「 何あれ? 」
「 ああ、パンダでしょ? コロラドの小さい町で貰った 温かいんだよ 」
どうやら、植田は気に入ってるみたいな表情だった。
「 さてと、それで何しに来た? 」と山本が聞いた。
山本が日本を出てから、警察が手配書が取り消された件を話し、久し振りに
会いたくなったから会いに来たと答えた。
すると、山本が立ち上がり、ある一通の手紙を持って来た。
隈本氏から預かった手紙だ。
「 これさ、預かった物なんだけどさ、文京区の探偵事務所宛の手紙
なんだよね、でさ俺、日本に帰らないんで届けて欲しいんだ 」と言った。
沼「 山さん、郵便局で送れば良かったじゃん! 」
山「 いや、送りたかったんだけど、住所知らないんだよね 」
沼「 わかった! 日本に持ってってやるよ! 」
山「 サンキュ サンキュ 」
こうして手紙が沼澤の手に渡った。
沼澤と植田は結局L・Aに1週間滞在した後、ロサンゼルス国際空港へ向かった。
だが予約した先は“イギリス”ロンドン・ヒースロー国際空港行き
グラントリノの車体に描かれた似顔絵を消し、扇風機を取り外して中古屋に売った
お金が90万円になった。 このお金で旅を続けようという事だった。
登場人物及び出来事はフィクションです
2012年 1月
L・A
山本はアメリカの生活にも慣れ、地下鉄で行くロングビーチの朝の散歩も
好きになった。
大型スーパー Target(ターゲット) カルバーシティ店
で不思議なお菓子を物色するのも楽しかった。
LISAに進められて、チラシのクーポンを貯める節約生活も始めた。
正月に近くの民家で開催されたバザー(ガレージセール)で、念願のスプリング
の効いたマットレスを手に入れた。 それまではベッドに薄いマットレスを乗せ
ただけのベッドだった。
昼食を済ませて自分の部屋に戻って来ると、LISAがニヤニヤ笑いながら
「 こっち来て! 」と手を振っていた。
少し期待しながら、LISAの元へ行くと 彼女の後ろから植田と沼澤が出て
きた。
「 山さん! 会いに来たぜ! 」沼澤が言った。
「 山さん! 容疑晴れたんだよ! 」植田が言った。
「 え!? どうやってわかった? 」
と、山本が問うと、LISAが
「 ドンキヨシで写真見せられて、山本だ!って思ったから連れてきた 」
と言った。
「 ここまで来るのに、どんだけかかったと思う? 一ヶ月だよ! 」
「 え!? なんで一ヶ月? 」と、山本が言うと
「 飛行機乗り間違えて NYに行っちゃった 」と、植田が答えた。
LISAは日本語がわからないのでニコニコしてた。
どうやら、2人は探すのに大変苦労した事はわかったが、話しを聞いてる
分には面白そうなエピソードが沢山出て来た。
外に駐車しているグラン・トリノには、当初装飾されていなかった
“日の丸の旗”“2人の似顔絵”“扇風機”が取り付けられていた。
何を突っ込んで良いのかわからなかったので、取り合えず車内に見える巨大な
パンダのヌイグルミを聞いてみた。
「 何あれ? 」
「 ああ、パンダでしょ? コロラドの小さい町で貰った 温かいんだよ 」
どうやら、植田は気に入ってるみたいな表情だった。
「 さてと、それで何しに来た? 」と山本が聞いた。
山本が日本を出てから、警察が手配書が取り消された件を話し、久し振りに
会いたくなったから会いに来たと答えた。
すると、山本が立ち上がり、ある一通の手紙を持って来た。
隈本氏から預かった手紙だ。
「 これさ、預かった物なんだけどさ、文京区の探偵事務所宛の手紙
なんだよね、でさ俺、日本に帰らないんで届けて欲しいんだ 」と言った。
沼「 山さん、郵便局で送れば良かったじゃん! 」
山「 いや、送りたかったんだけど、住所知らないんだよね 」
沼「 わかった! 日本に持ってってやるよ! 」
山「 サンキュ サンキュ 」
こうして手紙が沼澤の手に渡った。
沼澤と植田は結局L・Aに1週間滞在した後、ロサンゼルス国際空港へ向かった。
だが予約した先は“イギリス”ロンドン・ヒースロー国際空港行き
グラントリノの車体に描かれた似顔絵を消し、扇風機を取り外して中古屋に売った
お金が90万円になった。 このお金で旅を続けようという事だった。