毎日、今日こそ春を感じて暖かくなるかなと期待しつつ…今年、やっぱり寒すぎないか?


昨夜は友達と約束していたので、いったん家に戻ってから、ベンチコートに身を包み、いざ自転車で出陣!


そしたら雨が降ってきた…冷たい雨。

大丈夫、自転車にはカッパの上下が積んである!

私は目も覚めるような真っ青なカッパの上下を無理やりベンチコートの上に羽織った。レインズボンをはいたら、ベンチコートがお腹のところに丸まってダルマのような姿と化したが、大丈夫、レインズボンは大型だから、はけないことはない!


ついでにツバの長い帽子もかぶる。夏の日除け用帽子は雨のときにも大活躍。カッパのフードだけだと雨が顔に当たってかなわん。それがこの帽子をフードの下にかぶることで、雨は顔に当たらない。ワハハ、自転車歴、長いぞ。雨よけなら任せておけ!


というわけでジムに無事到着したとき、私の顔もベンチコートもまったく濡れていませんでした!

カッパはもちろん、ぬれねずみだけど、カッパですからねー!


レッスンに間に合わないから、そのまま受け付けしちゃった。すぐに脱ぐからいいや。受付けのお姉さんもいつもどおり「いらっしゃいませ」と笑顔。いつもと変わらない…


だが、私を発見した友達はちょっとひきつっているように見えたが、濡れているのを心配してくれたのかな?私は呑気に手持ちのビニール袋にカッパを押し込み、急いでロッカーへ着替えに行った。


冷えた体もホットヨガで温まり…というか、汗だくになって、お風呂に長湯できなかったなあ。暑いんだもの。


帰りには雨が止んでいた。

ベンチコートを着てご機嫌な私に友達が

「来たときさあ、わ、宇宙人が来たと思ったよ。ももんがちゃんだったんだねえ。まあ、ももんがちゃんらしいけどね」


むむっ、真っ青上下カッパ、しかもベンチコートが丸まったまま、入場したのはまずかったか。駐輪場で脱げば良かった…受付けのお姉さんたち、笑顔だったけど、内心はやはりギョッとしたのだろうか。

「それでさ、なんであんな帽子をかぶってたの?」

…確かに夏の帽子である。

「雨避けに…顔が濡れるんだもん」


うーん、駐輪場で脱ぐべきだった…後悔先に立たず。


実はギョッとされたのは初めてではない。


この冬はあまりにも寒くて、自転車族の私はベンチコート、マフラー、ニット帽の上にさらに耳ホッカー(300円均一で売ってた)二重マスク、と強盗のような出で立ちでジムに現れるものだから顔見知りの人がドン引きしていることに気付いた。それからは駐輪場でニット帽と耳ホッカーは外すよう、心がけていた。


ジムではみんな、お洒落なスポーツウェアを着ているのだから、雰囲気を壊すような出で立ちはよろしくないと自覚した。会員さんたち、脅かしちゃダメよね。


だが、昨夜は雨のせいで時間がなく、慌てていたのだ。受付けのお姉さんたちを驚かせたかもしれないが一瞬のことだと甘く考えていた。


ほんと、反省。

友達に「宇宙人」とまで言われるまで自分の姿を省みなかったのである。


ヨガでは鏡を見て、姿勢を省みておりました。足が内側に入りがちなのを必死に矯正しておりました。最近は、ヨガのとき、我が身を振り返らねばと鏡のそばに行くようにしているのです。ヨガをやっているのは体幹を鍛えたい、柔軟性を持ちたい、そして姿勢矯正もしたいと向上心に溢れ…そしてどれも不様なのでがっかりしますが…


もっとがっかりするのは、ヨガで必死になっている顔があまりに身近に写りすぎると、あーあ、眉間にこんなにシワが…怖い顔だなあと自覚する時ですね。


ダンスだと「笑顔で!」と言われることがありますが、ヨガを笑顔でやったらそれこそ怖い。宇宙人どころか、イカれた人になっちゃう。


結果、鏡が近すぎるのも精神衛生上、良くありませんねえ。


もしかして、ダンスのときもこんな怖い顔をしているのだろうか…


新曲になって新しい振り付けになるとかなり必死になるのですが、先生が

「緊張してますね。顔がひきつってる」

と言ってたのは、やはり私のこと?


さてさて、レッスンで緊張するなら、身なりにももうちょい、緊張感持たないと…


早く暖かくなって薄着で爽やかにジムに登場できますようにと訳のわからない誓いを立てたももんがでした。