頭の中を整理したい。

家の中も整理したい。


娘夫婦の希望、私のマンションに住みたいそうだ。いずれ、子どもでもできたらと思っていたけど…今?


同居したいのではなく、私に引っ越して欲しいそうで。


これを言うとみんな引くので、私は子育て間違えたのかなと不安になってくる。


もちろん、同居なんぞ私もしたくないけど。


やっと終わったローンなんだけど…


独り暮らしには広すぎるとわかっている。物置と化しているのもわかっている。


私の先輩たちは娘夫婦に望まれて同居する人たちが少なくない。たとえ広くなくても。


共通点 みんな良いお母さんたちだ。昭和的に言えば良妻賢母。私の先輩だから、私と同じ仕事をして子育てと仕事をちゃんと両立させてきた。


私のようにオヤジ化したりせず、家のなかはいつも綺麗。インテリアにも凝る。料理が上手で手早い。


私なんぞ子育てが一段落したとたん、ジム通いして、世話をするのは猫とちょっとのお花だけ。


料理の腕前は絶望的である。今日なんか正月でもないのにお雑煮を作り、煮すぎてお餅が溶けちゃって、あらー、私の主食はどこー?みたいな世界で生きている。


お母さんと一緒に暮らしたいという娘たちは、帰宅したら綺麗なリビングに美味しい食事をやはりあてにしていることだろう。そういう意味では期待値ゼロの私。


だから娘が同居しても母親に期待するものは何もないというのは共感してしまうという情けなさ。


でもねえ、ここちゃんいるし、あまり狭いところに住むこともできないんだなあ。我が家はここちゃんの運動場と化しているのだから。物をあちこちに置くから、さながらハードル競争かって感じ。ここちゃんはクローゼットにこもるのも大好きだし…


共働きなんだからマンションくらい自分達で買えと言いたいが、都内のマンションの高騰と言ったらあり得ない。我が家の近くですら億ションに近いのだ。下町なんだけど利便性はいいからね。娘曰く、私はちっともその利便性生かしてないそうだ。自転車通勤だしね…あのね、子育てするには職住接近しかなかったの!


私には古くて狭いマンションを代わりに買ってくれるそうで💦


今のマンション、便利なんだよな。

古いマンションなら浴室乾燥機なんて付いてないだろうな。


専用庭でガーデニングなんて、老後の楽しみにしていたのだが、狭いベランダになるんだろうな。


娘にもともと、譲るつもりでいたマンションなんだけど、まだ先と思っていた。


何がどうなるかわからないんだけど、とりあえず断捨離は進めておかないと。


口先だけでも同居したいと言ってくれればちゃんと断るのに…


私は独り暮らしが気に入っている。ただし、そこにはここちゃんが幸せに生きていてくれなくてはいけない。これは譲れない。


最初は独り暮らしはちょっと寂しいと思った。

でもここちゃんがいてくれたから、いつも寄り添ってくれたから、幸せそうに飛び回っていたから、私は癒されたし、猫との暮らしは人間と暮らすよりずっと快適だった。私がどんなでも信頼して寄り添ってくれるここちゃんにどれだけ励まされただろう。絶対裏切れない。


私の母も独り暮らしだが犬が同居している。母に何かあったらあの犬は引き取らなければいけない。あれ、母より犬の心配をしている?


毒母なので二度と一緒に暮らす気はない。どれだけ苛められて育ったか。


でも今日、職場で言われた。

「61才まで仕事を続けて子育てもして、介護もあってよく続けてきましたよね。本当にすこわい」


いや、ちょっと待って。

私は介護なんかしていない。父の闘病中もお見舞いに行っていただけ。手続きやら面倒なことは母や叔母に任せきりというか、私はこのときも全くあてにされていなかった。母が貯金額を私に知られたくない一心だったと思うが。


でも仕事を続けられたのは、親が少なくとも私に一切頼らなかったからというのはある。


子育てもほぼ放任。オヤジ化していた私は学費と家のローンを返すことに必死だったのだ。仕事をしていても完璧に家事をこなす先輩たちを見ていたから私はただのナマケモノに過ぎぬ。


いいおかあさんじゃなかったんだなと改めて突きつけられた思いだ。


まー、でも突き詰めると暗くなるだけなのでせいぜいダンスのことででも悩むとするか。別世界に入って浮き世のことは忘れたい。

明日は友達とホットヨガ!