久々なのに「あつゆう」ですw




特徴のある大きな耳を真っ赤にさせて

『付き合ってあげる』

ってぶっきらぼうな告白に、あたしもそんな告白になんて返事をしたかわからないくらいテンパっちゃって。

でも、その日から恋人になった私達




遠くから見てるだけの人だと思ってた

手が届かないひとだと思ってた

そんな人からの告白


今、思い出してもあの人と付き合った事、付き合っていたことがすべて夢だったような気がする



嫌われないように
愛想つかれないように
いつも気をつかっていた気がする


急に不機嫌になったり
急に甘えてきたり
そんな君に振り回されながらも、あたしは幸せだった




付き合って2年

なんの前触れもなく言われた『別れよう』に
最後まで嫌われたくないと思ってたあたしの返事は


『わかった』



なんにもわかってないくせに




別れて1年たったある日
街で君を見かけた
その隣にはスラリと身長の高いショートの女の人
あまりにもお似合いな2人に、逃げるように隠れたあたし



それから1年すぎ、2年すぎ、気が付けば恋愛できずに5年すぎた


たまに今でも彼女の事は思い出す




でもね



「ねぇ、ゆうちゃん」
「ん?」
「私の事好き?」
「え?なに急に」


不安そうな顔をして、あたしの腕をつかむきみ



「あはっ、好きだよ」
「なんか軽いっ」


言い方が気に入らなかったのか、可愛く膨らんだ彼女の頬に手をあてる


「ちゃんと、あっちゃんの事大好きだよ」


そう言うと、くしゃっとした笑顔を返す彼女



最近、恋愛ソングを聴くと胸がギュウっとしてくるんだ


そんな自分の変化に、やっと前に進めたんだって気づく




1つの失恋を終わらせる期間は、自分の心が決める

5年は長いのか、短いのかわからないけど
新しい恋は、絶対やってくる




そうだ、明日天気がよければ、彼女とドライブに行こう


ラブソングを聴きながら