『後で・・ね』
後でねって・・・・
よく考えたら、後でねってなんだよ
1日過ぎ、2日過ぎ、何も変わらないまりちゃんが目の前にいて
いつものようにふざけていて
これは、無かったことにする方向でよろしいのかな?
・・・・おいっ
あの、胸のドキドキ感、返してくれーーー
でも、
ちょっとだけ、悲しかったり
まだどっかで、少しだけ期待してたり。
最近、まりちゃんといると、いろんな感情が生まれてきて、勝手にあたしの心はジタバタしてる
その後も3日、4日目あたりになっても全然変わらない態度に
まりちゃんから、軽くあしらわれたような感じがして、悔しいから
ついに5日目、大島さん反撃してみました
っていっても『1日限定!無視作戦』なんて、しょぼい抵抗なんだけどね
明日には『さびしかった~?』って言いながら笑う予定なんだ
でも、1日話さないだけで、すごく寂しくて
もう二度とこの抵抗の仕方は辞めようって、心に誓った時にかかってきたまりちゃんからの電話
「あのさ」
あれ?いつもと違うトーンのまりちゃんの声
「今日、篠田の事、無視した?」
明らかに違うまりちゃんの声
怒ってる?
その後も
「なんで?」とか
「篠田なにかした?」とか
あたしの返事もきかずに、どんどん自分の言葉ばかりぶつけてくるまりちゃんにイライラした
微笑んだその顔にドキッとした事
願い事を無視された事
今、こうして聞いたことのないような声で怒りをぶつけてきたり
いろんなまりちゃんに、あたしばかりが振り回されてる
「まりちゃん」
「な、なに」
「まりちゃんも無視してんじゃん」
「え?」
「後でって。チュウしよっていったら「後で」って言ったのに。それ無かった事にしようとしてんじゃん」
「え?それで無視したの?」
「それで?それでじゃないよっ」
あ、あたし
今、気づいたよ
あたしは、まりちゃんが好きなんだ
あたしのバカみたいな願い事を、冗談として終わらせてほしくなかったんだ
頬を伝う涙が、まりちゃんへの気持ちを確実にしていく
・・・・・
・・・・・・・
「・・・今から行く。待ってて」
え?
急に途切れた携帯に、戸惑いは増すばかりで
携帯を握りしめたまま、部屋の中を無駄にウロウロ
そうしているうちに、家のチャイムがなりママの「あら、まりちゃん」って声を聞いてから
あわてて、そこらへんに転がってる本とかを片づけはじめた
何やってんだろ?
まりちゃんは何故来たんだろ?
あたしの気持ちばれた?
急に怖くなって、せかせか動いてた手がとまったとこに、まりちゃんが部屋に入ってきた
「・・・なに泣いてんだよ」
「泣いてない」
「泣いてるし」
苦笑いのまりちゃんの手が、あたしの頬に残る涙を優しく拭った
「あのね」
言いにくそうにしてるまりちゃん
ねぇ、今、まりちゃんの言葉を、気持ちを最後まで聞いたら
あたし達ってもう友達でいれなくなる?
それは嫌
「ま、まりちゃん・・・嘘だから、冗談だか
「優子!冗談だったなんて言わせない。だから聞いて」
あたしの目をまっすぐ見つめるまりちゃんの顔
また、違うまりちゃんの顔を見つけた
もう、どうにも誤魔化せない
覚悟して、まりちゃんと向き合った
「あのね、嫌じゃないんだ。ゆっぴと、その、えっと」
さっきまで、キリッとした顔つきしてたのに、今度は迷子の子供の様にオドオド
「ふふ」
「え?笑うとこ?ん、まーあのね、うん・・・・」
そこまで言うと、深呼吸したまりちゃん、小さく「よしっ」って声も聞こえた
「ゆっぴとチュウするの嫌じゃない。ただ、もししちゃったら、いま以上にゆっぴの事を意識いちゃうなって」
「へ?」
「へ?・・・あれ?大島さん、篠田の気持ちに気づいてなかったんですか?」
「どっかでそれ、感じさせる行動してましたっけ?」
「いや、してない。と思う。だって怖いじゃん。友達としか見てないって思われてたら」
あ、まりちゃんも一緒だったんだ
あたしと同じ思いだったんだ
そう思ったら力が抜けて、その場に座り込んでしまった
フーと安心した息をつくと、すぐ近くにはまりちゃんの顔
「ゆっぴも、篠田と同じ気持ちだと思っていいんだよね?」
って不安な顔に
思いっきり、でこピンしながら「そうだよ」と言うと
大げさに、額をさすりながら「よかった~」って笑った
いつもの
あたしの大好きな笑顔で
なんだかんだ、まりちゃんに踊らされた気がするから
ここからは、あたしが仕掛けてやるの
「ねぇ、まりちゃん」
「ん?」
「チュウしよ」
「////////」
真っ赤になったまりちゃんを見て
「あたしの勝ち」って言ったら
「じゃんけん弱いくせに」って
お互い笑いあった後
真っ赤な顔で
「チュウ・・・しよっか」って言ったまりちゃんの顔を
あたしは一生忘れないよ
明日も変わらず、あたしたちは、お昼になるとじゃんけんをするだろう
けど、今日からまた新しくなったあたし達の関係
でも、ずっと変わらず、居心地のいい関係でいようね
「「じゃんけん ぽん」」
後でねって・・・・
よく考えたら、後でねってなんだよ
1日過ぎ、2日過ぎ、何も変わらないまりちゃんが目の前にいて
いつものようにふざけていて
これは、無かったことにする方向でよろしいのかな?
・・・・おいっ
あの、胸のドキドキ感、返してくれーーー
でも、
ちょっとだけ、悲しかったり
まだどっかで、少しだけ期待してたり。
最近、まりちゃんといると、いろんな感情が生まれてきて、勝手にあたしの心はジタバタしてる
その後も3日、4日目あたりになっても全然変わらない態度に
まりちゃんから、軽くあしらわれたような感じがして、悔しいから
ついに5日目、大島さん反撃してみました
っていっても『1日限定!無視作戦』なんて、しょぼい抵抗なんだけどね
明日には『さびしかった~?』って言いながら笑う予定なんだ
でも、1日話さないだけで、すごく寂しくて
もう二度とこの抵抗の仕方は辞めようって、心に誓った時にかかってきたまりちゃんからの電話
「あのさ」
あれ?いつもと違うトーンのまりちゃんの声
「今日、篠田の事、無視した?」
明らかに違うまりちゃんの声
怒ってる?
その後も
「なんで?」とか
「篠田なにかした?」とか
あたしの返事もきかずに、どんどん自分の言葉ばかりぶつけてくるまりちゃんにイライラした
微笑んだその顔にドキッとした事
願い事を無視された事
今、こうして聞いたことのないような声で怒りをぶつけてきたり
いろんなまりちゃんに、あたしばかりが振り回されてる
「まりちゃん」
「な、なに」
「まりちゃんも無視してんじゃん」
「え?」
「後でって。チュウしよっていったら「後で」って言ったのに。それ無かった事にしようとしてんじゃん」
「え?それで無視したの?」
「それで?それでじゃないよっ」
あ、あたし
今、気づいたよ
あたしは、まりちゃんが好きなんだ
あたしのバカみたいな願い事を、冗談として終わらせてほしくなかったんだ
頬を伝う涙が、まりちゃんへの気持ちを確実にしていく
・・・・・
・・・・・・・
「・・・今から行く。待ってて」
え?
急に途切れた携帯に、戸惑いは増すばかりで
携帯を握りしめたまま、部屋の中を無駄にウロウロ
そうしているうちに、家のチャイムがなりママの「あら、まりちゃん」って声を聞いてから
あわてて、そこらへんに転がってる本とかを片づけはじめた
何やってんだろ?
まりちゃんは何故来たんだろ?
あたしの気持ちばれた?
急に怖くなって、せかせか動いてた手がとまったとこに、まりちゃんが部屋に入ってきた
「・・・なに泣いてんだよ」
「泣いてない」
「泣いてるし」
苦笑いのまりちゃんの手が、あたしの頬に残る涙を優しく拭った
「あのね」
言いにくそうにしてるまりちゃん
ねぇ、今、まりちゃんの言葉を、気持ちを最後まで聞いたら
あたし達ってもう友達でいれなくなる?
それは嫌
「ま、まりちゃん・・・嘘だから、冗談だか
「優子!冗談だったなんて言わせない。だから聞いて」
あたしの目をまっすぐ見つめるまりちゃんの顔
また、違うまりちゃんの顔を見つけた
もう、どうにも誤魔化せない
覚悟して、まりちゃんと向き合った
「あのね、嫌じゃないんだ。ゆっぴと、その、えっと」
さっきまで、キリッとした顔つきしてたのに、今度は迷子の子供の様にオドオド
「ふふ」
「え?笑うとこ?ん、まーあのね、うん・・・・」
そこまで言うと、深呼吸したまりちゃん、小さく「よしっ」って声も聞こえた
「ゆっぴとチュウするの嫌じゃない。ただ、もししちゃったら、いま以上にゆっぴの事を意識いちゃうなって」
「へ?」
「へ?・・・あれ?大島さん、篠田の気持ちに気づいてなかったんですか?」
「どっかでそれ、感じさせる行動してましたっけ?」
「いや、してない。と思う。だって怖いじゃん。友達としか見てないって思われてたら」
あ、まりちゃんも一緒だったんだ
あたしと同じ思いだったんだ
そう思ったら力が抜けて、その場に座り込んでしまった
フーと安心した息をつくと、すぐ近くにはまりちゃんの顔
「ゆっぴも、篠田と同じ気持ちだと思っていいんだよね?」
って不安な顔に
思いっきり、でこピンしながら「そうだよ」と言うと
大げさに、額をさすりながら「よかった~」って笑った
いつもの
あたしの大好きな笑顔で
なんだかんだ、まりちゃんに踊らされた気がするから
ここからは、あたしが仕掛けてやるの
「ねぇ、まりちゃん」
「ん?」
「チュウしよ」
「////////」
真っ赤になったまりちゃんを見て
「あたしの勝ち」って言ったら
「じゃんけん弱いくせに」って
お互い笑いあった後
真っ赤な顔で
「チュウ・・・しよっか」って言ったまりちゃんの顔を
あたしは一生忘れないよ
明日も変わらず、あたしたちは、お昼になるとじゃんけんをするだろう
けど、今日からまた新しくなったあたし達の関係
でも、ずっと変わらず、居心地のいい関係でいようね
「「じゃんけん ぽん」」
