「はーい、お疲れ様~15時まで休憩はいりまーす」
朝一から始まったAKB48のお仕事
最近、私も主メンバーとお仕事をさせていただくことが多くなった
あまり表に出ることは得意じゃない
運営にも、ファンにも期待されず、後ろに居た私を前に引っ張り出してくれたのは
あの人
あの人は、お昼の食事もとらずに、休憩スペースでまるくなって寝ていた
食事が終わったメンバーは、各々と自分のしたいことを始める
携帯いじる人、ゲームを始める人、雑誌を読む人
しばらく私は、その小さくまるくなって寝ているあの人をみつめた
あの人が忙しい人だということ
あの人が1番がんばってるということ
あの人が沢山の重圧を背負っていること
それを、メンバーみんなが知ってることだから、あの人の眠りを妨げる事を誰もしない
私は、近くにあったブランケットを持って、あの人に近づいた
意外に体の弱いあの人
そんなとこで寝たら風邪ひきますよ?
そんなことを思いながら、そっとブランケットをかけてあげた
スースーと可愛い寝息をたてて、あどけない顔で寝ている姿は、全然年上には見えない
時々、「んっ」っと小さな声がもれる
夢の中でも、ゆっくり出来ていないんですか?
その証拠に、特徴ある眉が下をむく
(優子さん・・・)
起こさないように、そっと髪をなでる
優子さんに触れる指先が、震えているのがわかる
私を見つけてくれた人
私を変えてくれた人
・・・愛しい人
こんな私でも、あなたの為になにか出来ますか?
きっと、誰にも頼らず自分でどうにかしようと頑張るあなただから
私の力は必要ないかもしれない
それでも
あなたの力になりたいんです
「ん?と・・む?」
ゆっくりと目をあけた優子さんと目があうと
「あはぁ~とむちゃんだぁ」
って嬉しそうに微笑んだ
優子さん
私、自己主張苦手だけど
自分の気持ち、伝えるの苦手だけど
止めることのできない
この気持ちを言わせて下さい
「優子さん、、、大好きです。側にいていいですか?」
※優子さん、なんて答えてあげますか?

