許す?許さない?そんなのわかんないよ
分かってるのは、今でもまりちゃんが好きって事
あれから、まりちゃんも陽菜も独りでいることが多くなった
あたしが二人を避けてるから?
前のようになんでもないような顔で二人に接する事が出来たなら、二人を孤独にさせる事もないのに
それが分かっていながら二人に近づく事が出来ないのは
まだまりちゃんの事を愛しているから
でも、あの晩の二人を思い出しちゃうから
あの日から、あたしの側にずっと居てくれたあっちゃん
あっちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて、それに答えたいっていう気持ちと、まりちゃんへの気持ち、いつかははっきりさせなきゃって思ってるのに、全然前にすすめてないあたし
まだ、あたしからも、まりちゃんからも別れの言葉は出てないから
このまま何もしなければ自然消滅しちゃうのかなってまるで他人事のように考えてた
そんなある日、忘れ物をして教室へ戻った帰り道、麻里ちゃんのクラスを何気に見た
そこに、独り席に座り、右手を顎にのせ外を見てる麻里ちゃん
(綺麗だな・・・)
出会った時よりも、ますます綺麗になった麻里ちゃん
でも、その横顔が切なげで
きっと、そんな顔をさせてるのは、あたし・・・だよね?
あたしも、麻里ちゃんもあの日からとまったまま
そして陽菜も
あと、なんにも関係ないあっちゃんにも迷惑をかけてる
もう・・・ちゃんとしよう
麻里ちゃんの方へ足を進めた

