さっきの出来事が夢だったかのように感じる
だけど、実際には、麻里ちゃんは陽菜と“していた”
でも、現実を受け入れられないあたしに、悲しみや怒りの気持ちがまだわいてこない
ただ、後ろからあたしを抱きしめてくれているあっちゃんが温かくて・・・涙があふれてきた
あっちゃんの腕の力が強くなるたび、頭の中で鮮明に甦る二人の姿
(なんで?なんで?麻里ちゃん!?陽菜、どうして?)繰り返される言葉
涙が止まらないあたしにあっちゃんが後ろから抱きしめながらつぶやいた
「私が・・・私が優子を幸せにするから」
ねぇ・・・あっちゃん・・・
今のあたしにそれ、反則だよ
ほんとに甘えちゃうよ?
あんな事されてもまだ、心の中麻里ちゃんでいっぱいなあたしを幸せにしてくれるの?
ねぇ、助けて。助けてよ。苦しい・・・苦しいよ

