あっという間に別れの日の朝が来ました。


僕が亡くなってから翌日に葬儀代の話をして以来、僕親から連絡ありません。


身内も誰1人来ませんでした。


急遽、お坊さんのキャンセルをして、10時半から支度が始まるのに、僕親は10分前になっても来ません。


葬儀屋さんもスタンバイしているのに、もしかして来ないつもりなんだろうか?と不安が募る中、ギリギリ到着。


僕が大好きなアーティストさんの曲をかけながら、全員で棺に移動させ、花を入れ、アーティストさんのTシャツ、お気に入りだった帽子、読み切れなかったジャンプの表紙、おやつ、私と子からの手紙を入れました。


火葬場に到着、最後のお別れをして、控え室に待機していたら、ちょうどお昼時だったので、僕母がせんべいとおにぎりをコンビニで買ってきており、1人に1個ずつ配ってくれたのですが、母と子は頂きましたが○ちゃんはいらないわよね!と私だけ何故かもらえず苦笑


食べたくなかったので入りませんが、相変わらずの意地悪笑


うちの母や子の前でも変わらずです。


無事に終わり、そのまま帰る勢いだったので私から話があるので寄ってもらえますか?と声をかけました。


僕宅に戻り、お線香をあげて、私、子、僕親でテーブルに座りました。


葬式代の事ですが‥と言い終わらないうちに、僕母がお父さん、払うつもりないんだって!!払うつもりないのに払うって言ったんだって!と言い放ち、うちにはお金がない、私達はみてくれる人も孫もいないから墓も無縁墓にするから!!と言い出しました。


生前何度も話し合ってきた事なのに、亡くなったらいきなり手のひらを返され頭にきたのと、僕が不便に思えて、それでも払うと言ったんだから払ってくれないと困ります、ご自分達の入るお墓を決めているなら僕が入るお墓と仏壇は私が用意しますと告げました。


不貞腐れた様子で、何も言わず鞄からお金を出し、葬儀代を置いて、あーもう疲れたから帰ろ!目も合わさずお世話になりましたと言い残し帰っていきました。


私以外にも私の母と子がいて、どれだけ世話になったかわかっているはずなのに、挨拶も無しでした。


数日後、役所に手続きする為に葬儀の領収書を借りていたので送りましたが、何の連絡もありません。


後から葬儀屋さんに聞いたのですが、こんな所もう二度と来る事ないと言っていたそうです。


きっと49日や1回忌などもやらないつもりなんでしょう。



自分達がお願いして急遽探してもらったお坊さんを突然キャンセル、お経もなく、戒名もなく入れるお墓もなく、全て丸投げされました。


これから全てを片付けていかなくてはいけない事わかっているのに、誰1人として何も言わず帰って行きました。


そんな人達だとわかってましたが、せめて心のこもったありがとう位欲しかったですね。


期待した私が馬鹿でした苦笑


僕が亡くなっても借金は残り、死亡保険金等も入ってきません。


立派な事は出来ませんが、出来る限りの事をしてあげたいと思います。


今日から目の前には僕はいませんが、目を瞑れば笑顔の僕に会えます。


これからもずっと、ずっと一緒に生きていきます。