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ラミナリアの痛みを最大限排除した方法はこちら



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夫と車で少し遠出をしました。

 

大きくて広い公園に隣接した駐車場に停め、沢山歩いて買い物や観光を楽しみました。

 

 

遊んでいたらすっかり辺りは真っ暗。

 

駐車場に戻るためには公園の中を通らないといけませんでした。

 

お互い土地勘もないし、公園付近の駐車場もいくつかあって「停めたのは多分あそこのはず」といった程度。

 

その公園はかなり広く、木が結構茂っていて林の中みたいなところ。


 

怖い……。

 

 

昼間はあんなに人がいた公園なのに、夜は薄っすら気味の悪い林の中みたい。

 

事件の一つや二つが起こってもおかしくなさそうな雰囲気。

 

 

問題なのはとにかく広くて暗いこと。

 

 

さすがにこの暗くて林のような公園の中を歩き続けるのは無理。

 

 

夫も

 

「これはさすがに危ないな」

 

と言って、大きな通りに出ることにしました。

 

 

 

それでも私は怖くて、「公園の外にある大きな通りに出るまでに、何か事件に巻き込まれたらどうしよう?」と考えてしまいました。

 

 

 

私はもともと警戒心は強い方でしたが、突然の子宮内胎児死亡による死産を経験して、ますます事件や事故などが怖くなりました。

 

確かなものはないんだ、どんなに小さな確率とはいえ、何かが起こる時には起こるんだ、ということを身をもって体験してしまったからだと思います。

 

 

周産期の死産の確率は0.33%。

 

妊婦全体で見ると、臍帯過捻転で死産になる確率は0.15%。

 

 

普通は気にもしない数字にあたってしまった恐怖は、私の何かに刷り込まれてしまったようです。


 

ということで、大きな通りに出るまでの間に、もしも暴漢にあったらを想定してキョロキョロしながら歩きました。

 

もしも変な人が出てきたら、私が持っている日傘で私が戦っている間に、夫に逃げてもらおう!

 

なんて考えて。

 

 

 

夜中の林のような公園の中をキョロキョロしながら歩いている私の方がよっぽど不審者だったかもしれません。

 

 

夫に

 

「何かあったら私がこの日傘で戦うから!その隙に内に逃げてね。」

 

 

と言ったら夫は

 

「それ、男女逆じゃん。

 

俺が戦っている内に、ぱんぽこママが逃げるものじゃないの?」

 

なんて言われてしまいました。

 

 

 

そう言われたらそうかもしれないと思ったらおかしくて笑ってしまいました。

 

 

笑ったら気持ちもリラックス。

 

 

そうこうしているうちに大通りに出ることが出来ました。

 

 

 

さて、死産直後は家の外に出るだけでも怖くてたまりませんでした。

 

 

あの車が私にぶつかってくるかもしれない。

 

上から何かが落ちてくるかもしれない。

 

前を歩いている人が突然襲いかかってくるかもしれない。

 

もしかしたらあそこの家の開いている窓から銃が乱射されるかもしれない。

 

 

普通、そんなことを考えて怯えるなんてしませんよね?

 

でも私は本気で怯えていたんです。

 

外に出ると、日常では考えにくいことを常に恐れていて心配していたので、死産直後は外に出る時は大変なストレスでした。

 

 

 

1年経った現在はその状態も大分落ち着きましたが、それでも「小さな数字にも当たる時は当たり、死亡に繋がる」という今日は体と心のどこかに刷り込まれてしまい、今でも警戒心が比較的強いままです。

 

 

度が過ぎると心身症や精神疾患に繋がりそうですが、この程度ならまだ大丈夫なのかな?

 

これ以上度がひどくなりませんように。

 

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このブログは、可愛いぱんぽこの思い出と、自分の心の整理と、情報が少ない死産後のことが少しでもお役に立てばと思って更新しています。

私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。

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