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妊娠から死産までのざっとした経緯はこちら


ラミナリアの痛みを最大限排除した方法はこちら



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子宮内胎児死亡宣告をされたのが去年の4月11日。

大きなショックと悲しみを抱えた去年の4月12日、娘と三人で最後の旅行をしました。

あの時はとにかく家でじっとしていたくなかったというのもあります。

目的地は夫に任せ、気がついたらそこにいました。

ちょっとの時間、景色を眺めました。




今年も、10日にそこに行ってきました。

お腹の中に娘はいません。




今は遺骨が家にあります。

もろく小さな骨です。

骨壷を連れていくわけには行きません。

だから家を出るときに、骨壷の娘に「一緒に来てね」と話しかけました。

きっとふわふわと一緒についてきてくれることが可能か、お空の上から私たちがいるところを見つけ出して一緒に景色を眺められるはずだから。





長い道中は、笑い・笑いの楽しい車内でした。

私が夫に教わった歌を歌うと夫が「新曲だ」と笑って、夫が正しい歌を歌うも音程が微妙で笑って。




去年と同じ道を走っているはずなのに、ところどころ見たことのない景色がありました。

あまりに混乱していたのと泣いていた時間があったからだと思います。

去年の道中は、子宮内胎児死亡を宣告された翌日の非常に不安定な精神状態だったので、車内で突然大泣きしたり、かと思ったら普通に話して笑ったりを繰り返していました、


ギリギリで混乱の精神状態になると、あんな風になるんだなと思い出しました。





今年も、去年見た景色を眺めました。

去年見たあの花が咲いていて、雄大な景色が眺められました。



観光客が

「これは◯◯の花だって」

「◯◯だ」

「◯◯だって。」

と次々と花の名前を口にしながら私たちを横切っていきます。




1年ぶりに出会った花と景色を見ていたら、だんだん涙が溢れてきて泣いてしまいました。

涙が止まらず、我慢して歯を食いしばっても声が出る。

涙をボロボロこぼして嗚咽をこぼしながら歩きました。



すぐに夫が

「お茶でもしようか」

と言ってくれ、近くのこだわりのコーヒー屋さんを見つけてくれました。


そこで美味しいコーヒーを飲んだら少し落ち着き、帰宅の途につきました。




娘はお空の上かそれとも私の近くからあの花を一緒に見てくれたかな?

来年もまたみんなで行こうね。

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いつもブログを読んで下さりありがとうございます。

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このブログは、可愛いぱんぽこの思い出と、自分の心の整理と、情報が少ない死産後のことが少しでもお役に立てばと思って更新しています。

私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。

このブログは、死産・流産・不妊などで悩んでいる方が多く読んでくださっているかと思います。

不快な表現があったら大変申し訳ありません。

読んでくださっている全ての皆様に、穏やかな明日がくることを願っています。