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今回は、「死産の費用(支払額・出産育児一時金)と医療保険」の続きです。



この度の死産で申請した、個人で加入している医療保険。

生命保険会社A社とB社の内、A社は他の変更手続きもあって後回しにしているため、まずはB社にのみ医療保険の申請をしました。



そしてその申請が通り、「疾病入院給付金」が支払われました。



死産ではありますが、出産にも関わらず。

正直驚きました。


普通、出産では医療保険や入院保険は適用されないと聞きます。


帝王切開などの手術をした場合は適用されるそうですが。


でも私は帝王切開ではありません。


理由を調べてみました。





入院時のデータ

週数:妊娠24週(出産時は25週)

状態:子宮内胎児死亡(発覚から5日目)

部屋:個室

分娩:無痛分娩

期間:3泊4日




請求書について

請求書は3枚

1枚目→分娩料(自費100%負担 42万円の出産育児一時金の支払い有り)

2枚目→入院料(3割負担)

3枚目→染色体検査(自費100%負担)






そう、ポイントは2枚目の請求書です。

「分娩費用」は100%自費負担ですが、「入院費用」は3割負担になっていたのです。


更に3割負担の請求書(領収書)の「診療科」を見てみました。


「初・再診 ◯◯点」「投薬 ◯◯点」 「処置 ◯◯点」……

など表になって点数が記入されているところです。



そこの「入院料等」に点数がついていました。


「入院料等 70点」と。



最初に生命保険会社に電話した時A社・B社もいずれも、

・出産は医療保険適用にはならない

・無痛分娩でも手術をしていないのなら普通分娩と同じ

・死産でも通常の出産と同じだと思いますが……


といった感じでした。


普通だったら「死産も普通の分娩と同じ扱いなんだ」と、ここで諦めるんでしょうが、私は質問の仕方をかえて粘りました。


すると、3割負担になっている請求書に、「入院料等」の診療科に点数がついていれば申請が出来るということがわかりました。

なので3枚の内、3割負担になっている領収書のみをコピーして生命保険会社に送付し、申請しました。




保険会社としては、「入院料等」に点数がついていたから医療保険の支払いをしたようです。



ところで、なぜ出産にもかかわらず「3割負担」で「入院料等」にも点数がついていたのか、病院に聞いてみました。



3割負担の理由は、

・母体又は子どもの治療上、必要な入院ならば保険診療の場合がある

・その判断は医師がする

・ただし、その場合でも入院は3割負担になっても分娩は100%自費になる

・3割負担になったことに無痛分娩は関係ない





入院料等に点数がついている理由は、

・診療科の「DCP包括」についている点数があぶれて「入院料等」についた




つまり私の場合は、入院が必要な状態であると医師が判断(既に子宮内で胎児が死亡していたため、母体の安全のためにも管理入院が必要と判断したのでしょうか)したので、3割負担になり、更に「入院料等」にも点数がついていたので、生保会社の医療保険が適用されたようです。



入院中の医療保険がおりたからといって、ぱんぽこが戻ってくるわけではありません。

3泊4日分の入院費ですから金額もそんなにありません。

このお金で何をしたいということもありませんし、ほんの少しでも気が晴れるというわけではありません。

嬉しい事もありません。


ですがせっかく払い続けた保険料ですので、権利があるのならば受け取りたいと思ったのです。


私が申請した保険会社は、入院から3年以内なら申請が出来ると言っていました。



死産された皆様、出産時の領収書(又は請求書)が複数枚あってどれかが3割負担になっていないか、またその領収書(又は請求書)の「入院料等」に点数がついていないか見なおしてみてはいかがでしょうか。

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