愛しいさなぎと、毛虫と蝶

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モンシロチョウの卵、青虫、さなぎを見ました。

こんなに間近で見たのは子供の時以来で、かなり久々かもしれません。

青虫はキャベツを小さな口でせっせとかじっていました。

いつもは気持ち悪いと思う青虫も、何だか一生懸命で可愛かった。

でもそんな青虫よりも目を引いたのがさなぎ。

さなぎを割り箸につける作業を手伝いました。

さなぎの下の部分……本当にちょっとだけ下の部分をセロハンテープでふんわり固定して、割り箸から落ちないようにする作業。

セロハンテープでふんわり固定しようとすると、さなぎが動いたんです！！

びっくりしました。

さなぎが動くなんて！

といっても青虫のような動きではありません。

例えるなら、お腹の中にいる赤ちゃんの胎動が、お腹を見ているとわかる……といった感じの動きです。

袋の中でちょっと動いているのがわかるといいますか。

とても神秘的でした。

生命の息吹を感じるといいますか。

青虫だって好きではないし（食べようと思っていたキャベツについていたらとても嫌！不快！）、さなぎだって興味はない。

だけど、お腹の中の赤ちゃんとさなぎがダブって見えて、とてもとても可愛く思えました。

可愛いというか愛しいにも似たような感情かも。

さなぎを見てこんな気持ちになるのは初めてです。

そういえば、4月11日に妊娠24週で子宮内胎児死亡を宣告された次の日。

救いを求めて神父さんのもとに行きました。

その時神父さんは、「毛虫」と「蝶」で例えて話しをされました。

今、ここで生きている私たちはまだ毛虫のようなもの。

亡くなることで、蝶になり神様のもとで苦しみや悲しみから解放されて永遠に生きることが出来るんだと。

ようは魂のレベルが、私たちママ・パパよりも、先に亡くなったぱんぽこの方が上だということなのかな、と捉えました。

まだまだ私たちは毛虫のまま修行が必要のようです。

今日のカーネーションとダリア。
はちきれんばかりに花を開いています！
綺麗だなぁ……。

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