※チャイナ人は残念だが、これは素晴らしいの一言w

●第2幕
●第1場:蝶々さんの家
♪ある晴れた日に(蝶々夫人)


 ピンカートンがアメリカに去ってから、3年の月日が経った。

 蝶々さんは、ピンカートンの「駒鳥が巣をかける頃に戻る」と言う言葉を頼りに、彼の帰りを頑なに信じている。

 そして、ピンカートンは帰らないのではないかと口にしたスズキを諌めるように、蝶々さんは「ある晴れた日に、港に船が入る」と歌い出す。

 言うまでもなく、このオペラの中では、と言うよりはあらゆるオペラの中でも最も有名なアリアが歌われる。

 この有名な曲は、単独で歌われることの多いものである。

 伝説のソプラノ歌手、マリア・カラスもこのアリアを十八番としており、現在出回っている彼女のベスト盤の多くに、このアリアが収められている。

 サミー・フェインは、この曲を参考に映画「慕情」の主題曲を作曲した。

 映像関係者の隠語として晴天を意味する「ピーカン」(ピンカートンの略)という言葉は、この曲のタイトルに由来すると言われている(これ以外にも、様々な語源説があるが)

 冒頭部分のフレーズは、1970年代から1980年代にかけて長らく「桃屋のいかの塩辛」のCMソングとして使用され、当時を知る人たちの間では非常に印象が強い。

 ソウルオリンピックのシンクロナイズドスイミングでは小谷実可子がソロの演技で、長野オリンピックの開会式での聖火の点火の場面、トリノオリンピックのフィギュアスケートで安藤美姫がフリーの演技で、それぞれこの曲をフィーチャーしたものを使用している。

 JR九州の特急「かもめ」のうち、885系で運行される長崎行の列車では、浦上駅到着直前からこの曲のカラオケが車内で流れている。

 「長崎県スポーツ行進曲」にも、この曲が引用されている。

 2004年より長崎市、長崎国際観光コンベンション協会、マダム・バタフライ国際コンクールin長崎が主催となって開催されている、マダム・バタフライ国際コンクールin長崎にて、ソプラノの共通課題曲になっている(テノールの共通課題曲は「さらば愛の巣」)