繁殖

ゴールデンハムスターは齧歯類の中でも特に性周期が安定しており、メスは4日間サイクルで発情を繰り返す。 発情したメスは、背中側のお尻周辺を触ったり、甘噛みされると、尾を上げ交尾姿勢をとる。 その時に交尾に成功すれば17日後に2-8匹程度の仔が産まれる。 出産後のメスは過敏になり、構い過ぎると仔を食殺してしまうので、出産後10日間はケージに布をかぶせてそっとしておく。

一度に大量に子ハムが生まれるため、飼い主は事前に子供の里親や自分で飼う準備などをしておく必要がある。無責任に生ませてはいけない。

また、種の違うもの(ゴールデンハムスター×ジャンガリアンハムスター、ジャンガリアンハムスター×キャンベルハムスター等)の交雑は、基本的に不可能であり、妊娠したとしても母体・子供に危険が及ぶ確率が高いので危険である。特にジャンガリアンハムスターとキャンベルハムスターを交雑させたものは一般のペットショップにも出回っていることがあり、注意する必要がある。

事故の実例

  • ハムスターが脱走中に熱帯魚水槽 に落ちて、おぼれる。
  • ハムスターが脱走中に掃除機 で吸い込まれる。
  • 近所の野良 が家に入り込んで、ハムスターを傷つける。
  • ハムスターが散歩中、落ちていたチョコレート を食べて、中毒 死する。
  • ハムスターが散歩中、飼い主や家族に踏みつけられる。
  • ハムスターが散歩中、上から重くて危ないものが落ちてくる。
  • 子供による、無茶な触り方をするなどの虐待 死。
  • ハムスターが脱走中、ゴキブリ 捕獲器(ゴキブリホイホイ等)に入り込み動けなくなり餓死 する。
  • ハムスターがケージの屋根にぶら下がり、降りるときに扉に足を引っ掛けて骨折 する。
  • 脱走したハムスターを探している時、動かした家具 の下敷きになる。
  • 脱走したハムスターが家電製品電源 コードを囓って感電 する。

ハムスターをケージの外に出す場合は特に慎重に見守り、飼い主が見ている必要がある。

病気

ハムスターの病気が発覚したときは、すでに症状が進行してしまっている事が多く、ハムスターが健康なときから係り付け医を見つけておいて、すぐに対処できるようにすることが大切であり、生き物を飼う上での責任でもある。 病気対策は予防が基本である。ちゃんとした食事を与え、水も毎日取り替え、ケージ内も清潔に保っておく。特に肥満 は体の小さいハムスターにとって心臓 への負担が大きい。肥満 の程度は個体によっても異なる。

1956年 、ハムスターが風邪 に感染することが発見された。それまで、風邪のウイルス に高い感受性を示す小型の実験動物は知られていなかったため、この発見によって風邪に関する研究が大いに発展した。だがハムスターも人によっては特有のアレルギー を誘発し、極めて稀なケースとしては2004年 9月 に日本人の男性がハムスターに噛まれたことによりアナフィラキシー が発生、更に持病であった気管支喘息 を誘発し死亡した。

病気の種類

アナフィラキシーショック

ハムスターに噛まれたりする事で、人間がアナフィラキシーショック (急性アレルギー反応)を引きおこす事が知られている。

対策と注意点

  • 掃除をこまめにする。
  • ハムスターに触れた後は手をよく洗う。
  • 気管支喘息や皮膚炎などアレルギー性疾患を起こした事がある人は注意して接する。また病院でハムスターアレルギーであるかを検査してもらう。
  • アレルギーがある人は出来るだけハムスターを飼わないようにする。
  • やむをえずアレルギーを持っていて、ハムスターを飼う場合には直接手でハムスターに触れないようにゴム手袋や軍手 などをして扱うようにし、ハムスターのケージ内を掃除する場合もゴム手袋や軍手及びマスク等を着用する。もしくは直接ハムスターに触れる場合のみ家族に任せて間接的な世話をする。
  • アレルギーのせいでハムスターを飼う事が出来なくなった場合は、里子に出すなどして新しい飼い主を見つけるようにする。

※このニュースが流れた時ハムスターを外に捨ててしまう飼い主がいたが、 ハムスターを野良にすることは死に直結するので絶対に捨ててはならない。 飼い主は責任を持って最後まで面倒を見ることが必要である。