少し前に戻って
などは、積分記号の中だけはなく、外にも未知関数がある。
これは逐次近似(反復法)で方程式を解く場合に本質的に重要である。
逐次近似とは、簡単に説明するならば、
のように左の方程式が右のように書き換えられる。
具体的に例を示すなら
などとして、右の関数に近似値x0=1を代入すると、x^5=1.2 となるわけだが、この値はx1=1.037となる。
(両辺どちらにも1を入れたら矛盾するからね!)
これをもう一度右辺に代入するとx^5=1.237だが、この値はx2=1.0434である。
これを繰り返すのである。
すると、根ξに収束するわけである。
(負の解については省略する)
その収束の理由は厳密な証明は省略されているが、スミルノフ 2 p440の図で上手く説明されている。
これは簡単な例であるが、微分方程式や積分方程式にも使えるのである。
(つづく)


