独学で商標登録する方法です。

新しく事業を立ち上げる女性は、

自分の貯金ではじめることが多いと思うので、

節約しながら自分でやる方法をお伝えしておきます。




1)自分がつけたい名前が他の人に使われていないか?をチェックする

自分がつけたい名前はこちらから検索すると、

商標がとられているかどうかが調べられます。

まず、名前はR商標の4.称呼検索で調べます。


称呼1  の枠に 全角カタカナで調べたい文字を入れます。



それが、何か商品を販売するなら商品を、私のように教育関係ならば役務を選びます。

どんな仕事を始めるか明確でない方はできるだけ多くの分類で、

名前が使われていないほうがいいので、

区分のところを商品全分類とか役務全分類で検索しておくことがおすすめです。

明確に事業がきまっている人はその分類だけで大丈夫です。




ちなみに、化粧品の物販などであれば、

区分 3 、又は 区分 5

類似群コードは 04c01 、 01b01 、 04a01

などで調べることがお勧めです。

何がどこの分類に入るかは、こちらで調べれます。

わからなくなったら、弁理士無料相談 で電話相談もうけてくれるので聞いてみましょう。



2)すでに商標をとられていたら、異なる名前を考えます。


ちなみに、私は、「コスメソムリエ」 を最初に考えていたのですが、

商標がとられていたので、「コスメコンシェルジュ」を取得しました。



自分が理想としていた名前がとられていたときのショックは大きいです。

知人に相談していい名前がないか?

など、いろんな意見をきいてまわりました。

その中で、当時はサラリーマン(今は経営コンサルタント)の藤田さんから

「コスメコンシェルジュ」でいいのでは?と案をもらって、

それがいい響きだったので、その名前を同じように商標検索しました。

今度は誰にもとられていなかったので、安心して、出願しました。



その後、「化粧品検定」では商標がとれなさそうだったので、

日本をつけて「日本化粧品検定」と、

化粧品を英語に直すとコスメティックスですが、それを造語にしたコスメで「コスメ検定」

を取得しました。



3)出願

フォーマットがこちらにあるので

そのとおり、ワードで文を作ります。

※ワードのフォーマットはこちらがおすすめ。


出願手数料は、[3,400円+(区分の数×8,600円)]です。

※例は2区分なので3400円+(2✕8600円)=20600円

郵便局で特許印紙を購入して、この紙に貼って出します。



いろんな区分を抑えたいときは、区分数を増やします。

区分数も重要ですが、同じ価格でより多くの範囲を制限するには、

区分の下に書く指定役務が重要です。

こちらをできるだけ必要な内容を盛り込み広い範囲で取得しましょう。



4)待ちます。


大体、6ヶ月くらい待ちます。

弁理士相談で確認してもらった書類なら

よっぽどのことがない限り登録査定のはがきが届きます。

拒絶査定が届いたら、また、弁理士相談にいってみましょう。


5)登録届けをします。

登録査定のはがきが届いたら登録手続きを行います。

特許印紙代(登録料10年間分)
37,600円×指定商品・役務の区分の数

1区分の場合:特許印紙代37,600円
2区分の場合:特許印紙代75,200円

こちらからワードのフォーマットがダウンロードできます。


6)商標を使います。

以外に抜けているのがこことです。

商標は登録されても使っていなければ、無効になる場合があります。

HPを立ち上げたり、商品を作ったりなど

ラジオや雑誌で発信したりなど、使っていることが重要です。



自分でもコツコツできることからはじめましょう!