先日、ABC料理教室で

関東風御節料理を作ったよ!



関西風と違って、実家で作ってる御節料理にはないものが沢山。

すごく勉強になったよ。



折角なので、皆様にも簡単なレシピとポイントを解説します!



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1関東風雑煮
~美味しく作る「素材の下処理」と「調理」のポイント~

 
雑煮について:
・関東風雑煮…焼いた角もちをすまし汁でいただく雑煮。(関西風雑煮は、茹でた丸もちを白みそ仕立ての汁でいただく雑煮。)
・雑煮は、もちの形・具の種類・だしの材料・汁の仕立て方など、地域によって違いがある。
一番だしを取る時の注意点:
・昆布は弱火で…旨味を引き出し易く、ぬめりも出にくい。
・フタはしない…匂いがこもり、だし汁に生臭さが残る事を防ぐ。
・アクを除く…本来の旨味の効いただし汁が取れる。
・静かにこす…絞るとだし汁が濁り臭みも出てしまう。
飾り切りについて:

・飾り切り…料理の飾りや、季節感を出す物として、野菜類を花などの形に切る事。

・花切り…円筒形の材料を五角形にし、まわりに切り込みを入れ、輪切りにし、 丸みをもたせて花の様に切ったもの(手軽な抜き型もある)。花びらの間に切り込みを入れ、斜めにそぎ取った物は「ねじり梅」。角を面取りして、花びらに丸みをつけても良い。大根・人参・れんこん等に。
・へぎゆず…皮を薄くそいだ物。これを小さい長方形にし、松葉の様に切った物は「松葉ゆず」。互い違いに切ってからませた物は「折れ松葉」。
2海老の黄身焼き・矢羽根れんこん / ローストビーフ / 菊花かぶ
~美味しく作る「素材の下処理」と「調理」のポイント~
 
えびの下処理:
・立て塩・真水で2回 洗うのは?
1回目:殻についた汚れを除いてから下処理(背ワタ取り)する。
2回目:えびから背ワタを取り出す時についた汚れを除く為。
・背ワタはしっかり取り除く…背ワタはえびの消化管なので、残っていると臭みになったり、ジャリジャリとした食感が残ってしまう。
※ひげの処理は包丁で切っても、手で折っても良い。
牛肉の下処理&焼き方について:
・サラダ油でマリネ…油でコーティング。加熱で牛肉がパサつくのを防げる。
・フライパンで表面を焼く…牛肉の旨味を閉じ込め、香ばしく加熱出来る。
・アルミホイルで包み蒸らす…中をロゼ色に仕上げる為。直火で火を通し過ぎると、牛肉が硬くなってしまう為、最後は余熱を利用(9割程度まで)。
・牛肉は熱いうちには切らない…熱いと肉汁が流れ出てしまう為。又、しばらく置く事で肉汁が落ち着き切り易くなる。
3伊達巻き / かまぼこの飾り切り 
~美味しく作る「素材の下処理」と「調理」のポイント~
 
伊達巻きについて:
・巻き物=書物を表し、学問や文化の発展を願う。
・黄金色は財宝を意味し、財産が増えて家が繁栄する事を願う。
伊達巻き作りのポイント:
・材料について…今回、はんぺんのみを入れているが、お好みでえび・白身魚のすり身など入れても良い。
・ミキサーに長くかけ過ぎない…長くミキサーにかけてしまうと、空気が多く入り、膨らみ過ぎてフライパンからあふれたり、焼き縮みする。
・鬼すだれ・成形について…鬼すだれは巻きすの一種で、物を巻いて形づける調理用のすだれ。焼いた生地が温かいうちに巻きしめると、冷めた頃に、形が安定する。
4黒豆絞り
~美味しく作る「素材の下処理」と「調理」のポイント~
 
抹茶あん作りのポイント:
・ラップに白あんを置き、抹茶を入れラップで折りたたむ様に混ぜる…ラップを使用する事で抹茶を均一に混ぜる事が出来、手も汚れない。




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お正月、日本の伝統料理に是非、挑戦してみてね!


私も、毎年実家で母と作るので、

今年は、新たなレシピを追加して、

例年よりも華やかな御節料理を目指すよ!!!




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