前回記事
https://ameblo.jp/panniwayappari-soudarone/entry-12616757758.html
お風呂に既に入っていたので
おっぱいにビターネイルを塗った。
夜になっておっぱいを欲しがった。
「おっぱい苦くなっちゃったの…
すごくまずいの」
と言ったけど、
おっぱいが苦かったことも、まずかったこともない次男は意味がわからず口に含みます。
片方口に含んで
「……」苦~い顔をする。
恐る恐るもう片方のおっぱいを口につける。
「……ぅおえっ」
あまりの苦さにえずく。
そしてそのあと、
唾をタラーッと吐いたあと
リバース!!
胸がギューンッと苦しくなりました。
そして思ったのです。
「こんな形でおっぱいとバイバイにしてごめんね……」
泣きたい気持ちになりました。
昼間の噛まれた恨みのような形になってしまい、後悔しました。
前置きしたり、数ヶ月前からおっぱいバイバイすると話していたものの、あまりに突然なお別れになってしまったこと、後悔しました。
吐くとは思ってなかったのです。
苦い顔するだけかな?と思っていました。
実は、次男は初嘔吐でした。
母乳も、いつ乳や吐乳すらしたことがなく。
胃腸炎系ウイルス感染も、嘔吐するほどの食べ物の拒否もなく。
(ちなみに長男は全部ありました)
初めて次男が吐いた姿を見て、よっぽどだったんだと胸が苦しくなりました。
後処理を済ませ、おっぱいの苦いのを洗い流そうと、洗面台で濡らして、濡れタオルで拭いて、石鹸で洗いましたが、苦味は取れず。
諦めて、上からニコニコ顔のアンパンマンを描いた絆創膏を貼ることにしました。
そこから次男からおっぱいに関する言葉を発することはなく、しばらくしてから私が「おっぱい苦かったね…」と言うと「にやい(苦い)」と繰り返し言いました。
お風呂から上がった旦那にも「にやい」と言いに言ってました。
「おっぱい苦くなったってことは、次男はお兄ちゃんなんだよ!すごいね!」と旦那にも一緒に、拍手してもらったりしました。
次男はお昼寝が少なくて19時頃には眠そうにしていたのに「ねやい(寝ない)」と言って、ずっと遊びを要求してくるようになりました。
私の言っている「おっぱいバイバイ」はずっと前からなんとなく理解していたと思います。
「おっぱいがなくて眠れないのでは?」という不安や、さっきの「吐いた」衝撃を忘れたかったのか、少しそわそわしながら、ずっと私か旦那に話しかけたり、遊びを要求します。
こんな姿を見たからと言って後悔していられない!今日から私たちの卒乳が始まったんだ!
そう心に決めました。
寝る前、吐いた分のご飯を取り戻すようにいつもよりたくさん食べました。
そして、次男からおっぱいについて何も触れないので私から「おっぱいバイバイしたからね、アンパンマンがおっぱいに来てくれたよ」と、絆創膏のアンパンマンを見せると
ニコニコしながら何度も何度も「アッパーァ」と指さしました。
でもね
寂しくなったり
飲みたくなったら
抱っこ抱っこのギューッ
ほら大丈夫
という一節があります。
次男はそのあと何度も
「グーっ(ギューッ)」と言って
自分を抱き締めるポーズを取ります。
私は思いっきり抱っこして、
抱き締めてあげます。
もう、大丈夫。
おっぱいだけじゃなくて
いっぱいいっぱい抱っこして
ギューッしようね。