HSCの子と旅行行ったら | Dadacco Dacco

Dadacco Dacco

長男→9歳。HSS型HSC、ADHD.ディスレクシア.DCD.支援級3年生。
過度激動(OE)がすごくて育てにくい。成長ホルモン分泌不全性低身長症。
次男5歳→ハイパーレクシアのアスペっ子。私は内向型HSPのAC。


スマホ補償で交換したやつが
ポンコツすぎるー!

1日30回以上フリーズして
再起動してる(-_-#)

また、再交換することに。





そんなこんなで
HSC/HSSな息子くんと
旅行行った時のこと。




外出するとすぐに
「疲れた」「歩けない」
座り込んで泣く長男、4歳半。

普段
すぐに「ちゅかれた」「歩けない」
とベビーカー乗せろと言うのに
楽しいことばかりだったからなのか
旅行中はあまり言わなかった。



旅行中(普段もこんな感じ)の長男
「こっちに行こう」→
いや!こっちがいい!

「でもこっちじゃないと
○○行けないの!」→
「こっちがいいぃぃぃぃぃぃ!ギャー」
「もう!お母ちゃんなんかキラーイ!」
「うるちぇー!あっち行け!」

他には
「ねぇねぇ、もう行こう?」
→無言
(ずっと川の中の石を移動させてる)

集中すると声が聞こえないらしい。


「もう行くよ!」
→「待って!まだあちょぶ!


川や水遊び場を見つけたら一直線。

周りの声が聞こえず
一人突き進む。

そして、絶対に自分の気が済むまで
止めようとしない。


旅館の部屋の中では
興奮しているのか
奇声やバタバタばかり。

静かに怒っても全然止めてくれなくて
結局怒鳴っちゃう…


ご飯の時間は自由席で、
親なりに色々考えて
ここにしようとした席を

「こっちはイヤ!ここがいい!」

もう、なんやのん!!



ずっと私がやることの
必ず反対をしたがる。

心や時間に余裕があれば
はいはい、でいいのに、

私は私で意地っ張りな性格だから
ムキーッッ!ってなる。



疲れて全員早めに就寝した。
(長男はお決まりの「寝たくない!」が
始まったけど、私が寝たら寝た。)

深夜3時前に
私が目を覚まして
大浴場開いてる時間だったので

ちょっとくらい…
と温泉入りに行った。

考えることは
「次男起きませんよーに」

もっとゆっくり入っておきたかったけど
30分で戻った。



部屋に帰ったら
エルゴでしくしく泣いてる次男を
抱っこする旦那の姿。


ぅおぉーい!!30分でもアカンか!

私が行ってすぐ泣いたらしく
やっと「しくしく」までなったそうだ。

後追いツライヨ





2日目
鳥取砂丘に行った。

長男、入るや否や
すごいスピードで走る。

私達が止める声なんて
聞いちゃいない。


入ってすぐ目の前の道を一直線。

ねこまっしぐら



↑上の斜面登る小さい人影が長男

他の観光の人達は
なだらかな斜面の道を登っているのに、

ただ一人、
急な斜面の道を突き進む長男。



私と旦那が
斜面に到達する頃には
半分以上登っていた。


私は次男を抱っこしていたので
身軽な旦那が長男を
なだらかな斜面から追いかける。


長男が登った斜面を
私も登ってみる。

足場も悪く、砂が足首まで埋もれる。

加えてこの急な斜面なので
かなり体力を奪われた。

途中で断念して
他の観光客と同じ斜面で登ることにする。


7kgの次男を抱っこしながらという
ハンデもあるけど、
あれは登ることが出来ない。

よう登ったな、長男よ。


観光客の人達が登っていた
なだらかな斜面の砂は
急な斜面の砂より沈まなくて
登りやすかった。



てっぺんまで登ると
素敵な景色。

そして
海側まで走ったであろう長男と
追い付いた旦那。


後に旦那は 
「興味のまま海まで走って
溺れることが想像出来たから
追い付くように頑張った」
とのこと。

本当お疲れ様です。




鳥取砂丘に行った人にしか
伝わらないかもしれないけど、

てっぺんまで登った後に
海側まで下りるのは
正気の沙汰じゃない(笑)


実際しばらくその場に居たけど、
海側まで下りる人は居なかった。

あの斜面をまた登るのはきつい、
と大人は躊躇してしまう。

というか海に行く目的で
鳥取砂丘行く人は少ないんじゃないか。



しかもこの日は台風接近で
ものすごい強風だったから
普段凝らないような場所まで
肩凝りした。




やっと長男と再開し、
時々立ち止まって
ワキャワキャやってる長男と
「ほら行くで~」と
帰り道を歩いていたら

海外の人に

「Hey boy!very good!!」
と、長男が登って行った
急な斜面を指を指して言われた(笑)

後にも先にも
この日はあの斜面を
わざわざ登るような人がいないので
目立っていたようだ。



周り気にせず
興味赴くままに
一直線に走っていた癖に

帰り道には何度も何度も
クロックスに入った砂を
座り込んで出す長男。

服が濡れたり砂で汚れた時は着替えたがる。

長男はよくやる行動なんやけど、
これもHSCチェックリストに載ってたな~ 


「砂何回出しても意味ないで」
という言葉も全然聞いちゃいない。



そのあとも

行くなー!言うてんのに行くし

危ないからやめー!言うてんのにやるし

「ジューチュ(ジュース)こっちじゃない!」

「これあげるって言ってんのにー!(ジュースに付いてたシール)」

「車乗りたくない!」

「ちゅかれた!歩きたくない!オギャー!」

あー…疲れた('□')


ぐずぐず言いながら乗った車で
ぐっすり寝て、

帰ってきたら
脳ミソ興奮テンションMAX状態で
バタバタ走って暴れる。

人を叩く。

持ってる物振り回す。

奇声発する。。。


晩御飯作りたくなくて買った寿司を
寄越せと言って私のを取ろうとするから

一緒に作ったうどんを
全部食べたらあげる。

と条件出したら

「うどんキラーイ!
これ食べない!
おちゅち(お寿司)がいい!!(泣)」


なんやねん!
1~3歳はずっとうどんばっかり
食べてたくせに!


キーッッ!!

好き嫌い多すぎてむしろ私が吐きそう。


興奮覚め止まないまま
「寝たくない!寝たくない!」を
何とか寝かしつけ、

なんかこんだけ興奮してたら
熱出すんちゃうか…
…という考えが頭を過る。


長男、これまでに
旅行中に熱出すの2回。


2日目は観光せずに
すぐ家に帰ることにした時もあった。


宿泊しなくても、
遠出して外でたくさん遊ぶと
熱が出ることも多々あり。

だから乳児の頃からも、
4歳の今でも、
昼寝はしっかりさせなければ
ならないタイプの子だった。

「心因性発熱出やすい子なんやな…」
となんとなく思ってたけど


翌日。
上半身が熱いな…まさか…

熱測ると37.0℃。

うーん、平熱。


でも熱いぞ。

旦那に触らせても
「こんなもんじゃない?」

いや。絶対違う。

これは熱が上がる前兆や!


旅行翌日やのに
まだ脳ミソヒートアップ状態の長男。

奇声やバタバタが
いつもの1.5倍。

保育園行かせるつもりだったので
もしも熱が無くても
今日は早くお迎え行こう…と
何度か体温計で計った。


そして段々熱は上がり、
37.4~37.7℃台の発熱が出た。


熱出ても全然しんどそうじゃなくて
まだまだ興奮して
「旅行楽ちかったね!!
キィーーー!ウンウン!ウー!」

とりあえず、
「どうどう…」と宥めて
朝ごはん食べさせて
また布団敷いて
部屋を暗くして
オルゴール音つけて

大人しくさせることにした。

私もまだ疲れが残っていたので
旦那は仕事に行ったけど
3人でまた寝ることにした。


熱は15時頃には下がり、
長男もいつも通りの
バタバタ具合に戻った。

この心因性発熱も、HSCの特性か!
HSCを知ってから改めて思った。
(旅行で熱出すの3回目となった!
もちろん海外には行ってない)


今は育休中やから
保育園休ませることにしたけど、
これから旅行行く日は
3連休取らないとアカンな…と
思った私であった。