<釈瓢斎>

本名、永井栄蔵。朝日新聞の記者として戦前
の「天声人語」で筆名をあげた。その文章は、
文末に時事俳句を添えて全文の意を風刺的に
要約するという独自の手法を用いた。
その一例を、大正十五年三月十九日の「一茶
百年忌」と題された、『毒徒然』から紹介
 「今年は俳諧者一茶の百年忌だ。でるわでる
 わ、一茶関係の群書スズなり。自ら「信州乞食
 の首領」と自嘲した一茶が、生前印税にありつ
 けなかったのは気の毒な気がする。「あら玉の
 年たちかへる虱かな」、一歩あやまれば壇林の
 悪所へおちこむ。ただ一匹の虱でふみ留まった
 ところに一茶の風骨があり、貧骨稜々の実態が
 あって味える。吾こそは、多年、一茶の研究者
 なりと、あちらこちらで名乗りがあがるは結構な
 こと。今までホッちらかしておきながら、急に芭
 蕉と同列のエポック・メーカーにまつりあげる所
 存、現金すぎて無定見の裏書になる。「故郷や
 よるとさわると茨の花」「心から信濃の雪にふら
 れけり」の一茶に、現実当面の慶びあらわしめ
 たら、「ふるさとやどこもかしこも茶摘み唄」と
 一句なかるべからず。かえって思う、古往今来
 これ以上の大詩人はいないようにいわれた蕪村
 は、どこにどうしてござるやら。子規の一門はみ
 んな出稼ぎ、留守番の鳴雪翁逝きて、客観句の
 憧憬ようやく薄らぐ。芭蕉翁をひきだしてみたが
 俳聖かならずしも名句ばかり残さぬ。ここにおい
 て一茶で道草を食うゆえん。
    梅柳ただそのままに俺が春        」
 
というのがあります。
『毒徒然』から
  正直に咲いて黄菊は折られけり
  乾坤の春を指さす蕗のとう
  許さねどくん酒山門にいる涼み
 
  {誕生日の花}
   7月28日
オシロイバナ・・・あなたを思う・臆病・内気
カラー(黄)・・・素晴らしい愛
サラサドウダン・・・喜びあふれ・明るい未来
ナデシコ・・・思慕・純愛・才能・無邪気・純粋な
虫取撫子・・・罠
 
 
性格・・・短調な生活を嫌いいつも変化と
     冒険を求める行動をしていますの
     で、絶えず服装や髪型を変え色々
     なファッションを楽しんでいます。
     他人にアレコレ言われると反発して
     しまいうまく行かないことが多いので
     自分の思うように行動したほうがうま
     く行くことが多い。
 
<この日あったこと>
 
世界肝炎デー・・・・2010年5月 世界保健
      機構(WHO)の総会で決議
地名の日・・・2008年 日本地名愛好会が制定
      アイヌ語地名研究家の山田秀三1992
      年の命日。地名研究家の谷川健一が
      1921年誕生日であるところから。
ペルー独立記念日・・・1821年 スペインから
第9回オリンピックアムステルダム大会開幕
長谷川町子(漫画家)・・・1992年 国民栄誉賞
 
乱歩忌・・・1965年の忌日
      日本推理小説の生みの親江戸川乱歩
      の忌日
 
<この日生れた人>
 
1866年・・・ビアトリクス・ポター(英・絵本作家)
                 「ピーターラビット」
1921年・・・谷川健一(地名研究家)
1938年・・・アルベルト・フジモト(ペルー大統領)
1944年・・・渡瀬恒彦(俳優)
 
 
 
「俳句の旅」

こんにちは、今日は、昨日より若干涼しく
なった感じですね。気象が不安定になり
生活も不安定になり、世界の一角では
悲惨な戦争が未だに行われています。
指示ををしている奴は安全なところで、
市民の安全・不安など考えようともしない
豪雨で、慌てているぐらいならまだまし
かもしれないと思う今日このごろ。
今日の誕生日の花も沢山ありますが、
「虫取撫子」を選びました。
 
 <虫取撫子>
別名・・・蠅取撫子・小町草
 
ナデシコ科マンテ属一年草、ヨーロッパ原産
 
小町草はナデシコ科シレネ属一年草
 
江戸時代にヨーロッパから渡来。観賞用に
花壇などに植えられるが、海岸地方でも野生
する。枝の上方の節の下に粘液の部分があり
小虫などがくっつくところから。食虫賞物では
ない。
 
<例句>
 小町草咲きひろがりぬ尼が庵
                高浜虚子
 小町草花壇に盛りすぎにけり
                高野素十
 野仏の供華に虫取撫子も
               松崎鉄之介
 自堕落に蠅取草の紅増ゆる
                伊藤晴子
 
 
 ≪腑滋郎詠五句≫   
 
岩陰に潮の音聞き小町草
 
閉園の放送流れ小町草
 
地蔵尊虫取撫子供花なり
 
小町草荒地に咲きて枯れてゆく
 
一叢の虫取撫子茜雲
 
<参考図書>
花の大歳時記   角川書店
布袋の袋(俳禅余話)金森比呂尾著
            角川書店
 
今日は、この辺で、
まだまだ暑さが続きそうです。
どうぞ、御身体ご自愛下さい。
では、ご機嫌よう。