こんばんは、咲々ぱんだです。

久しぶりにちょっと大きい製作を始めたいと思います。

製作のタイトルは「Bトレで賢所乗御車を作る」です。

実車の認知度も(一部界隈を除いて)結構低い車両ですので、実車の解説を。詳細はWiki等を見ていただければ。

簡単に言えば「神様を乗せる車両」で、三種の神器の一つである八咫鏡を運搬するために1915年に造られました。
皇位継承の儀式を京都で行うと決められていた頃、三種の神器の中でも特に格が高い八咫鏡を東京から京都まで運ぶことを目的として製造されました。
やはり特徴的なのは車体中央部の八咫鏡搬入・搬出用の大きな扉です。観音開きになっていて、他にない外見になっています。
反対側は割と普通の見た目です。
前述の「神様を乗せる車両」という用途は世界でも類をみないものですが、実際に目的通りに使われたのは4回(2往復)のみで1959年に廃車。その後皇室典範の改正で皇位継承の儀式は東京で行うことになり、今後もこのような車両は(少なくとも日本では)登場しないかと思われます。

少し長くなりました。
ここから実際に作っていきます。
ちなみに運用時の編成は様々ありますが、今回は賢所乗御車のみを作ります。

種車は中古模型店に転がっていたスハ32です。
板キット組み立て品のようですが、強引に分解します。
屋根と側面のみ剥がれなかったので一体のまま作業します。

とりあえず屋根のベンチレーターを全て外し、6cmにカット。

扉が付く方はは適当に切りましたが、反対側は窓割りベースで切り継いでいます。

ダブルルーフにするために屋根にエポキシパテを盛りました。

乾燥を待って整形したいです。

今回はここまで。
ではでは、またどこかで。。。