わたしは、リウマトレックスと、プログラフと、エンブレルで、リウマチを退治中である。
エンブレルを始めてからは、身体が楽になった。
痛みや、腫れや、日常動作の不具合はまだまだあるけれど、使用前と使用後では全く違う。
やって良かったと思う。



だけど、長期間、エンブレルを使用するにあたって、心配事のひとつに「副作用」がある。
わたし自身は、副作用よりも何よりも、この激痛が少しでも軽減するなら・・という気持ちでエンブレルを開始したのだけど・・・。
使用して1年半、今、その願いは叶った訳である。
これから、リウマチを抑えつつ、上手く減量していけたらいいなあと夢見ている。



関節破壊の抑止効果という点では、やっぱり生物製剤での治療がベストなのだろうなあと感じる。
しかしながら、効果と副作用は比例するのかなあ?・・・とも思う。



すなわち、効果が高い分、副作用の危険性も高いのかなあ?と思ったりもする。
免疫を強力に抑えるから、より感染症の危険が大きいということとか。
また、悪性腫瘍と関連付ける書物も沢山ある。




エンブレルは、サイトカインのTNFを抑える働きをしてくれる。
それによって、リウマチが暴れないようにしてくれている。
しかし、TNFは、腫瘍壊死因子なのである。
腫瘍壊死因子は発癌の抑止に関係している。
つまり、TNFを長期にわたって抑え続けてしまうと、発癌リスクが高まるということになる。



しかし、まだまだ新しい薬剤であるとも言えるエンブレル、長期的なデータは乏しい。
エンブレルを使用して5~6年経たリウマチ患者の発癌率は、未使用のリウマチ患者のそれと差はないという書物もある。
そうかと思うと、いやいや、そうではない、TNFを抑える生物製剤の発癌リスクは非常に非常に高いのだという書物もある。
どちらも、それぞれ真実だろうなあと思える。



わたしの結論
エンブレルは理論上、発癌リスクが高まるらしい。
でも、それは長期データで100%証明されてはいない。
しかしながら、やはり、リスクはきっとある。
なので、脱バイオを目指したい。
だが、リウマチ激痛、変形、骨破壊、それに伴う他の疾患も怖い。
だから、今はバイオ治療を続ける。



結局のところ
リウマチ撃退のために、エンブレルを続け
リウマチが落ち着けば、エンブレルを止める。
早く止められるように、治療に専念、副作用チェックも心掛ける。
このスタイルは変わらないということだ。



いろんな心配があるけれど、自分で選んだ道、自分で選んだ治療法。
ドクターと意識合わせしながら、がんばるぞ。
そして、一日でも早くバイオフリーを達成したいなあと思う。





$みゆのリウマチ撃退日記(仮)