リウマチ確定。
より一層、本やネットで調べた。
リマチルを処方されているということは
自分はまだまだ軽いほうなのだなと思った。
重い人はMTXとかステロイドを処方されるはずだ。
だから、自分はすぐ楽になれるはずだ。
今思えば、決して軽くもなく、早期でもなかったのだけど。
早期なのだと、これ以上は酷くならないのだと、思い込みたかったのだ。



しばらくは・・・・、3~4ヶ月くらいは、まあまあ、なんとか過ごせていた。
しかし、痛みも腫れも継続。
痛くない日はない。
軽症なんだと信じたい気持ちで頑張ったけど、いつもいつも、ズキズキ痛むし、腫れる。
そうこうするうちに、大関節まで腫れてきた。
1番酷いのは左膝で、立つことも出来ない日があった。
こんな大きな関節が、ここまで腫れるなんて。
ボルタレンも効かない。ゲル塗っても効果ない。



でも、我慢した。
リウマチの人は、みんなこんな感じなのだろう。
大人なんだから、我慢しなければ。
次の診察の時に言おう。



そして、受診。
でも、治療に変化はなかった。
「どうですか?」と聞かれ
「変わりないです、腫れて痛いです。歩くのが大変です」と答える。
「そうですか、お薬だしときますので 」と。
そして、2週間分のリマチルを渡される。
これを、繰り返すだけだった。



この時も、まだ自分は軽症だと信じていた。
歩けない日も、立てない日も、あったけど、まだまだ歩ける日の方が多かったから。
多分、どんどんリウマチは進行していたのだと思う。



そんな状態であるにも関わらず旅行に行った。
本当に、うかつというか、無知というか、馬鹿だった。
日曜と祝日の月曜を利用した1泊2日の別府旅行。
家を出るときから、変な感じはしていたけれど、だんだん、じわじわと痛みが増してきた。
そしてとんでもなく腫れてきた。鬼門の左膝だ。
必死の思いで、自宅へ帰りついた。
明けて火曜日、酷い足のまま、それでも仕事へ行った。
なんとか仕事を済ませ、病院へ駆け込んだ。



「腫れてますよ! これは・・・すごく腫れてます!」
先生もビックリしていた。
初めての水抜き。 濁った茶色の液。
水抜きは痛いって聞くけど、こんなの痛いうちに入らないと思った。



「先生、もうなんとか痛みと腫れを抑えたいです」泣。
こうして
メトトレキサート(MTX)6㎎
フォリアミン
プレドニン(ステロイド)5㎎
が、処方された。





リウマチ記録4