前回の続きです。

 

球にも負けてる。

何より、ぴぃの気持ちが負けてる。

 

何だろう、ぴぃが打席に立つとだいたい外野は深く下がるんです。

そんなに下がらなくても大丈夫ですよ~って思うくらいキョロキョロ

それくらい我が子ながら、存在感があるいで立ちと言うのか。。。

バッターボックスではどっしりしているように見えるんです。

 

なのにまぁ腰は引けてるわ、まるで4年生のぴぃに戻ったよう。

あの頃は打つのは怖いけど、塁に出たくてフォアボールを狙って(笑)

よけたりしてたな~~なんて思い出しました。

 

そんな調子だと打てるわけありません。

 

結果

 

最後の最後のバッターボックスは

 

三振に終わりました。

 

まだフルスイングしただけはマシ。

 

チームも負けました。

結果は準優勝。

 

全国の切符には届きませんでした。

 

侍に負けたわけじゃなく、確実にぴぃは自分に負けました。

大号泣のぴぃ。

こんなに大泣きする姿は初めて見ました。

それだけチームが大好きで、チームの一員として戦ってたんだね。

私はそれだけでいいと思いました。

 

帰宅後

ぴぃに言いました。

 

「結果は負け。泣いても負け。でも全国行くのは今じゃないという事。

 いつ全国行くの?高3の夏でしょ。今の悔しさを忘れなければ必ず行けるよ。

 野球の神様がまだ早いって言ってるんだよ」

 

ぴぃは頷いていました。

 

最強バッターとして学童では大活躍したぴぃの小学生最後の打席は三振。

 

よっしゃまだまだ上がるチャンスがあるぞ!!!

三振の次はヒット。

ヒットの次はホームラン!!!!

 

そしてぴぃもレベルの違いが悔しくなり、

「俺あいつから絶対次は打ってやる。花巻東の佐々木鱗太郎くんみたいになるんだ」

って。

 

まだまだこれからが本番だよ。

小さい頃からよく頑張ったね。お疲れ様。

 

ぴぃはママの誇りです。