この間、久しぶりに友達と長電話。
小学校からの付き合いでほそーくながーくって感じで付き合いが続いている。
最近はLINEでたまに近況報告するくらいで…
会うのは数年に一回くらい。
知らせてくれる事があって電話をくれた。
彼女は小さな頃から絵が上手で、高校から市外の美術科に行き京都の方の美大へ進んだ。
若い頃は、いつも自信に満ちて人に媚びることもなく自分の思うように生きていた感じだった。
私が後悔してる事があり、その話をした時も「私は反省はしても後悔はしない。」と言うような人だった。
嫌いな人にははっきり嫌いな態度をとり、近くで見て私の方がハラハラしてた事もある。
だけど、お互いに結婚し会うのもあまりしなくなり、たまに会うと彼女は優しくなっていた。
会うたびに優しさが増している。
いつだったか彼女に聞いた事がある。
「◯ちゃんはもっと自信家でもっとはっきりとモノを言う子だったじゃん。いつからこんなに優しい感じになった?」
「若い時はさぁ、私は何の根拠もない自信を持っていた様な気がする。社会に出てさ、自分って本当になんにも出来ないって事に気付いたんよ。だからかなぁ…」
もちろん、電話で話す彼女は優しく私のことを気にかけてくれ心地いい。
私は若い頃の自分がホントはとても嫌な奴で人としてなんか欠けてたわと話すと、彼女も自分自身がおかしなところがあると思っていたと話してくれた。
私たちは歳くって少しはマシになって来たのかもねぇと…
じゃあ、またねと電話を切った。今度はいつ話をするのだろう。
今度会う時は、彼女に伝えたいことがある。
私は若い頃の貴女が大好きだったよって。キツいと感じた時もあったけれど自信に満ちたあの時の貴女はキラキラとして眩しくて、私は自分とは全然違うあの時の貴女に憧れさえ持っていたよって。
そういえばこんな歌の一節を何故かな思い出したよ。
中村雅俊さんのドラマの主題歌で確か小椋佳さんが作った歌。(古過ぎ〜)
また会う約束などする事もなく
それじゃあまたなと別れる時のお前がいい
なんだ、私はいい友達持ってるじゃん❗️
キラキラしたあの頃が懐かしい…