「タルセバ」1年5カ月服用した経過です。


2010年8月から「タルセバ」を服用。

2011年1月、CT検査で5mmの2個が消滅、10mmは7mm程度に縮小した。
2011年4月、CT検査で10mmは半分に縮小した。

2011年9月、10mmは4mmになったが、消滅した筈の2ケの内の1ケが又復活した。

5ケ月経過後の現在も変化なし。


2011年1月頃よりの軟便、下痢は新ビヲフェルミン服用するも効果なし。

主治医に「ラックピー顆粒N」を処方して貰い服用している。


増殖こそしないが、消滅せずに「タルセバ」服用を続けていても良いのか、疑問を持った。

一生、服用し続けても「がん」は、無くならないのかも、、、、、。

身体中の発疹、頻繁な下痢で極度のやせ(170cm、48kg)、間質性肺炎発症の心配等の

副作用に、これからも悩みながら過すかと思うとやりきれない。

主治医に相談すると「焼いた方が良いのかも知れない」と、云われた。

主治医も良好に成らない事に、心配していたようだ。

「焼く」と云われても、何の事か自分には理解出来なかった。

レーザーではないが、針を体内へ刺してピンポイントで照射する様だ。

詳しくは、話して貰えなかった。


自分の知り得る知識では、光線力学的治療(PDT)、ラジオ波焼灼療法(RFA)くらい。


PDTが適応となるのは、太い気管支にできた早期肺癌なので駄目。

RFAは、皮膚を2~3ミリメートル切って直径1.5mmの電極針を差し込み、

がん細胞を100度に熱して死滅させる方法。

1回の焼灼で約3cmの範囲を焼き尽くすことが可能だ。

全身麻酔や開腹手術が不要なので治療時間が短く、回復も早い。

これかも知れない。


経過を観て、3月頃に判断するそうだ。

主治医が、次の治療を考えていた事に感謝した。



12/25(日)、地域で開催しているがんの「悲嘆ケアの集い」に参加してみた。

当日は、雪が降ったので、10人程度しか参加者は居なかった。

対象者は、「がん患者、家族」の素直な思いを安心して語り合い、医療や病との向き合い方、

今をいかに自分らしく生きるかを見出していく等を気楽に話す集いです。

初参加の自分は、病歴、がん歴を皆に聴いて貰い、がんに対する向き合い、過し方を話した。


参加者の中に、白血病がんで現在、抗がん剤治療をしている婦人がいた。

その婦人が、「皆さんは切除して助かった方、私は、切除したくても出来ないがんなんです。」

と、聞いた時、自分は良い方なんだ。

一生、抗がん剤治療をし、手術は不可で完治もない。

でも、当人は、一向に悲観していない。現在を楽しく過している様だ。

強いひとがいるものだ、と、感心した。


毎月1回の集いなので、できる限り参加し、患者、家族の話を聴くつもりです。