リフレッシュとオリンピック | 徒然なるままに…

徒然なるままに…

未診断とはいえ、絶対ADDの私。
夫もアスペルガーだろうから、
息子は発達障害のサラブレッド!
そんな私の日々の小さな喜びや躓きを
思いつくままに書いてみています。

 

私の一番のリフレッシュスポットは美容院。

汗と日焼けと傷みとでごわごわだった髪が

あっという間にきれいになった。

 

スポーツ好きの担当美容師さんは

オリンピックに夢中で、

終始そわそわしながら、

でもこのひどい髪をきれいにしてくれた。

 


 

開会式のフランスのきれいな街並みと

セーヌ川を船で入場するという斬新な発想、

隅田川の花火大会があっという間に霞むくらい

素敵な洗練された光の演出。

それとはギャップの大き過ぎる

奇抜な一面に驚愕した。

 

「マリー・アントワネット(Marie Antoinette)

 が収監されていた牢獄・

 コンシェルジュリーのような場所で

 繰り広げられた歴史的な出来事から、

 多様性に重点を置いた現代の表現まで、

 フランスの様々な側面を網羅した

 ストーリーになる」

という芸術監督のトーマス氏の感覚は

凡人の私には難しかったし、

この表現方法にハプスブルク家や

国王一族の末裔にあたる方の心情は

いかばかりかと思ったけれど…

 

まあ、

こういう開催国の国風文化や歴史観溢れる

演出は、日本の時もすごくがっかりしたから、

フランス国内でも賛否両論、

いろいろあって当然。

国民性だけの問題でもないだろう。


 

天才や奇才の偉大な発想は、

私のような

クリエイティブと縁のない人間には

想像もつかないものなのだ。

 

 

オリンピックは単なる

「アスリートのための世界の祭典」

というだけでなく、

もっと大きな意味を持っている。

 

「歴史が示すように、

 私達は多くのアイデアやイノベーションを

 世界に送り出してきた。

 そしてその結果、

 こうして世界がパリにやってきた。

 この偉大な人類の祝祭の物語を、

 セーヌ川が語る開会式となるだろう。

 それはとてもインクルーシブで

 b多様性に富んだ物語だ。

 フランスにはさまざまな考え方があり、

 歴史の中で進化し続けてきたことを

 表現している」

と言われればそうなのだろうけれど…

 

私の大好きな「レ・ミゼラブル」も

日本語訳しかわからないけれど、

「流す血潮が潤す祖国を

 屍越えて開け明日のフランス!」

って歌ってたな。

「マリー・アントワネット」も

そう考えてみれば、

とても怖いミュージカルだったし…

 

 

そんなことを思っている内に、

私はシャンプー台に案内され、

気付くと寝ていた。

 

ブローしてもらいながら、

艶々に変わっていた髪を見て思った。

先週も髪の毛同様、疲れていたんだと…

美容院で寝たのは初めてで、

そんな自分に驚いた。

 

生きていくのに大事なリフレッシュ。

今日も疲れが取れないけれど、

明日はやってくる。

頑張ろうっと。