怒りの矛先 | 徒然なるままに…

徒然なるままに…

未診断とはいえ、絶対ADDの私。
夫もアスペルガーだろうから、
息子は発達障害のサラブレッド!
そんな私の日々の小さな喜びや躓きを
思いつくままに書いてみています。

帰宅後、まだ火曜なのに…

と疲れがピークの私。

大事な時に手伝ってくれない

夫のようにさらりと逃げる息子に

怒りMAXで暴れてみた。

 

テスト前週間でも勉強しないのだから、

得意分野のお手伝いくらい

してくれてもいいのに…

 

私のPCで動画を見ていたようだったので、

勝手に使えないように指紋認証を解除し、

PINを変更した。

 

自分が疲れたからと言って、

意地悪をしてはいけないと

私の良心が言う。

いや、必要悪だと悪魔が囁く。

 

私の怒りのパワーの破壊力か、

いや影響力か、

本人も行きたいと思っているからなのか、

明日の地域未来塾に行く用意は

自分でしていた。

こういう時にすかさず褒められる

お母さんになりたいけれど、

小さな私がへそを曲げて動かない。

 

いけない、いけない。

「自分がいやなことは

 息子にもしてはいけない」

と教わったばかりだったのに…

「自分が嬉しいことは

 息子にもすべきだ」

とわかってもいるのに…

 

今日は、息子の遅刻を咎めたところから

ずっと不穏な空気が流れている私たち親子。

なぜ、遅刻した日数を言えないのか、

なぜ、素直に謝らないのか、

思春期男子はそんなに偉いのかと

更年期の母は思う。

 

素直に反省して、

再発防止策を考えて実行する。

それだけのことが息子には難し過ぎて、

私の怒りはエスカレート。

まあその逆も然りで…

 

親子の溝は深まり、

その闇の深さは

奈落の底まで堕ちていく勢いだ。

 

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を

思い出した。