さて。
息子が1月に一才になって、この子が大人になった頃の日本はどうなってるんだろう、とふと思いまして。
親の願望なんてほとんど望む通りに行かないことは重々承知ですが、息子には「世界で戦える子」になってほしいな、と思っています。
どういうことかと言いますと、これから30年、日本はほぼ確実に右肩下がりになってくるじゃないですか。
現時点でも日本の人口、経済力、購買力は著しく落ちてきてて、お先真っ暗なのは明白です。
それって別に、ある特殊な頭のいい人だけが分かってるわけではなく、ほとんどの国民はもうその事実に気づいてるじゃないですか。
でも、同じくほとんどの国民はそれでもずっと日本にいて、沸騰していくビーカーの中の茹でガエル状態じゃないですか。
なんで良くない方向に進んでいることを知っているにも関わらず、そこに居続けるのか理由は、「日本でしか生きていけない」からってのが大多数じゃないかと思います。
兎角言う僕も全くそれですが。
それがどれだけエグいかと言うと、右と左に道があって、右に進むと事故る、左に進むと回避する、ということがわかってる状態で、アクセルはかかり続けててどちらかに進まないといけない中、乗ってる車のハンドルが右にしか回転しない車、ぐらいヤバいです。
日本にしか住めないのは、今後も尚更、エゲツない状況に陥ってくる確率がかなり高いですよね。
極端に言ったら、総理が「明日から消費税20%にします」とか言い出しても、せいぜいXのトレンドに「岸田辞めさせろ」とかがキーワードとして出てきてみんなで文句を言う程度で、「おっ、すぐ準備して日本から出て行こう!」ってならないでしょ?
と言うことはつまり、日本にしか住めない人はどんなイジメにあってもそれに耐えるしかないわけです。
ドル高に振れてるから、今は外貨を稼いで円高になったら日本で働いて外国で使おうかな、とかならないじゃないですか。
そのグローバルな感覚があって行動できる人とできない人は、たったそれだけなのに大きく差が出るのが現実なので、これからの自分もそうですが、息子には尚更、この感覚でグローバルに生きていける人になってほしいなーと思ってるわけです。
数十年前までは沖縄に県外の苗字の人がいたら、物珍しく注目されていたそうですが、今やコンビニの夜間の店員の多くは東南アジアの方々です。
それがあと数十年でもっともっと促進しているような気はかなりします。
「国境なき医師団」と今は言ってますが、それが人類のスタンダードになると、国境がないのは当たり前だから「医師団」になります。
それどころか
宇宙開発が進むともしかしたら僕たちは、「何人?」と聞かれて「地球人」と言う未来が来ることでしょう。
信じるか信じないかはあなた次第ですっ!!