さて。







最近、何の話からかは忘れましたが、ポケバイドライバーと梨泰院クラスの話になり。


そこから派生して六本木クラスの話になり。


六本木クラスはまだ見てなかったので、昨日・一昨日で一気に見ました。




ドラマの内容の良さは皆さんご存知かと思います。

いろんな場面で感動しましたが、それとは別で「だよな〜」と思ったシーンがありまして。



主人公が腹を撃たれた時に、主人公の亡くなった父親が出てきて三途の川を渡ろう!と誘うシーンです。



そこで主人公が父親と川を渡っていたら、ドラマにもならないし、マジでちゃんちゃん♪です。



でも、自分はまだこの世で頑張る!やる事がある!とお父さんと別れて目を覚ましました。


これってドラマだから、ただ見てるだけの人は、「おい!渡るなよ!戻れよ!ってかドラマだし戻るよな!?」とか気軽な思考になりますが。



いざ、自分が現実の世界で三途の川を渡れば全てが楽になる!という状況に遭遇した時、果たして辛く厳しい世界を選べるかと考えたら、かなり難しいんじゃないか、と思ったわけです。




何でそう思うかと言うと、痩せたいと思っても痩せないし、タバコを辞めようと思ってもまた吸うし。



常に快楽へ突っ走る自分は考え方によっては、常に三途の川を渡り続けてるわけです。笑




人生の多くのことがここに凝縮されていて、「やりたい事」と「やらなければならない事」はほとんどの場合で「やらなければならない事」の方に理があって自分の心に打ち勝たないといけないんだけど、「やりたい事」を優先してしまう。



さらに言うと、「やらなければならない事」を確実に一つ一つ弱い心に打ち勝ってやれば「やりたい事」も少しずつできてくるはずなのに、「やりたい事」ばかり選択するからどんどん「やらなければならない事」が増えて苦しくなってくる、みたいな感じがありますよね。



ダイエットがまさにそれで、「やりたい事」がラーメンを食べる!として、「やらなければならない事」がジョギング。



本来、客観的に捉えたらジョギングをして体型とキープしながら健康増進を図る中でたまに食べるラーメンが理想である事はわかってるのに。
ラーメンを頻繁に食べて太って、ジョギングすらできなくなる、歩くだけでキツくなる、みたいな。


ラーメンという食べ物の善悪の話ではなく。




よくある質問で「うまく行った理由はなんですか?」「なぜ成功したんですか?」みたいなインタビューを聞いたことがあるけど。



実はみんな成功しようと思えば成功できる(全てではない)けど結局、本当の心の奥底では成功したいと思ってないんだよな、って思います。
ここで言う成功は、お金持ちとかそんな事だけではなく。


自分の理想とする自分になることが「成功」という定義だとした場合に、成功する方法はみんなわかってるけど、それをやってないだけなんですよね。

三途の川を渡りまくってるだけ。



だから、どれだけ苦しくなるとしても「やらなければならない事」を一つずつやっていく以外に成功なんて訪れない事はもう既に全員わかってるんですよね。




僕なんて上級川渡り者ですよ。
一層のこと船でも作ってやろうか、ってぐらい毎日川を渡ってますよ。


楽な方へ楽な方へ。



楽な方へ行けばいくほど苦しくなるのもわかっていながら楽な方へいくんですよね。



人がそうしているのを客観的に見るとわかるのに、自分の時はできない心の弱さをどうにか直したいものです。




だからやっぱり、人生を自分の思うがままに進めようと思ったら、肉体とか知能とか以前に「精神」なんだなー、と改めて思いました。





六本木クラスの話からは全くと言っていいほど関係ない着地をしてしまいました。笑










全部できる事なのに、実際にやるのは難しいってなんか不思議な感じがするけど、、


でもホントそうですよね。






大きいことを一気に変えるのは難しいけど、まずは家でゴミ出し担当の僕は、ゴミ出しを忘れずに必ずやる、とか小さい事だけど「やらなければならない事」を確実にできるようにしていきたいです。

もっと小さくてもいいかもしれません。


帰ってきたら靴をちゃんと並べる、とか。
起きた時には家族に大きな声で「おはよう!」って笑顔で挨拶をする、とか。






ん?ちょっと待って!タイトルで三途の川を「三途のナイル川」にしたのは、ここまでの話と全然関係なくない?なんで?どうした?



って?








それが「やりたい事」なんですよ!!






ほら見て下さい。「やりたい事」をやるとロクな事にならない。






頑張ろう。。