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📑大なり小なりDIARY📑#11
✴年末企画✴第5弾❕
~オリジナル曲~生アコギ✨
~イントロだけ、ちょっとだけよ💕✨
それは……
一枚の絵ハガキから、始まった……
俺が大学4年のとき、北海道の利尻島へ……
友人と二人で旅行へ行った、M子から……
絵ハガキが、送られてきたのだ……
利尻島の利尻山は、その風貌から……
「利尻富士」と、呼ばれていた……
美しい姿に、魅せられ……
俺の心に、旋律が浮かんだ……
~「○○こへ」
この曲は、サビが浮かばずに……
途中で、中断していた……
大学を卒業して、暫くしたある日……
俺は、彼女から呼び出された……
会う前から俺は、何か胸騒ぎがしていた……
彼女の口から出たのは、やはり別れ話だった……
そして、感情の昂りがあの曲を完成させた……
失恋の痛みが、刻一刻と心を切り刻んだ……
M子への想いは、消えはしなかった……
M子の面影が、いつも浮かんでいた……
その想いがまた、旋律と言葉になる……
~「秋扇」
俺は、誰とも会いたくなかった……
気晴らしに、一人で街へ出てみた……
街は、楽しそうな恋人たちで溢れていた……
俺は、孤独感に押し潰されそうになり……
独り家路を辿り、部屋に閉じこもった……
そして……
悲しみが、また曲を生み出した……
~「夕暮れの街角」
時は流れ、すべてを包み込み……
やがて季節の闇へ、埋もれてゆく……
変わらないものなど、この世に……
何もないのか、街角ひとり……










