今も、あなたの後ろに……
魔物が、居るじゃありませんか……
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~オーメン❕✨
映画の《オーメン》は……
“666” 、という数字は……
その昔……
大阪の、ある町で……
すくすくと、元気に育つにつれ……
悪戯好きな、わんぱく少年となっていった……
少年の家の、リビングには……
金箔が貼られた、金の鳩の置物があった……
ケチャップを、塗りつけたのだ!
まるで、それは……
血まみれの、金の鳩だった……
ん?
血まみれ……金の……鳩……?
血……金……鳩……?
あっ! チキンハートだ!
こ、この男は……
いったい、誰なんだ?
こ、この男は……
生きた鳩を、食いちぎった男だ!
少年の様子が、変だぞ!
お爺さんの、おズボンを履いてるぞ!
あの男のせいだ!
あの男は、誰なんだ!?
ん?
お爺さんの……おズボンを履いてる……?
お爺……おズボン……?
あっ!
オジー・オズボーンだ!
あの少年の奇行は、他にもあった……
ある日、姉の部屋に忍び込んで……
姉のブラを、腰に巻きつけながら……
汗まみれで、踊っているではないか!
少年は、躍り疲れたようだ……
さすがに、汗臭くなったのか……
バスルームへと、歩いていった……
ん? ブラを腰に巻いて……
汗臭くなったので……バスルームへ……
ブラ……臭……バス……?
あっ!
ブラック・サバスだ!
こんなロックばかり、聴いていたら……
この少年は、労苦を知らない……
ロクでなしに、成ってしまうぞ!
ロック? 労苦? ロクでなし?
あっ! 666 だ!
やがて、この少年は……
一族から、忌み嫌われるようになり……
人目を避け、お面で顔を隠すようになった……
お面?
あっ! オーメンだ!
汚面……
一族の、つら汚しだったのか?
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『Schizoid Man』(21世紀のスキッツォイド・マン)
1996年リリース
































