今も、あなたの後ろに……
魔物が、居るじゃありませんか……
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~番長皿屋敷お菊の怨み……✨
皿屋敷は、お菊の亡霊の声が……
夜な夜な、井戸の中から……
「一まい、二まい……」と聞こえる情景で……
広く知られている、怪談話の総称である……
播州姫路が舞台の『播州皿屋敷』や……
江戸番町が舞台の『番町皿屋敷』が有名だ……
しかし、お菊の怨念は……
現代にも、存在しているのだ……
ここ、関東地方の某所に……
ジャズを好む、一人の男が住んでいた……
彼の、名前は……
木間 暮男(きま くれお)、と言う……
週末には、東京のジャズ喫茶へ……
ライヴを観に、よく出掛けていた……
しかし……
温厚そうに見える、木間 暮男だったが……
下手な演奏には容赦なく、ヤジを飛ばす……
そんな彼は、“木間 暮男 ヤジ”……
そう、“きまくれおやじ” と呼ばれた……
ジャズ喫茶で、彼を見かけたときは……
誰もが、注意しなければならない……
ジャズに耽っているように見えて、実は……
頭の中は、エロいことで……
いっぱい、なのである……
木間 暮男は、金髪の女性に憧れていた……
金髪の外人と、仲良くしたいと……
いつも、妄想しているのである……
ある日、こんな事があった……
ジャズ喫茶で、ウィスキーを飲みながら……
注文した料理を、待っていたときだ……
料理の皿が、一つも出てこないので……
“木間暮男ヤジ”は、遂にヤジを飛ばした!
叫んだ、その時だった!
『私を、呼んだ?』
「えっ? 貴女は誰なんだ?」
「サラ・コナー?」
「わたしは……」
「皿、来んな~!と、言ったんだけど……」
『紛らわしいわね!』
気の強そうな、その女性は……
木間 暮男の、タイプだった……
そのとき彼は、妄想を抱いていた……
木間 暮男ヤジは、自分に自信を持っていた!
夜のサラブレッドを、自負していたのだ!
そのとき、サラ・コナーが……
料理を持って来ていることに、気づいた!
皿に、ブレッド?
おぉ~!
サラブレッド!
サラの正体は、女番長だった!
そして……
彼女の余命は、僅かしか無かった!
彼女は、医者に問い詰めた!
すると、突然!
その医者は、ブルースコードを弾き出した!
えっ? ブルースコードではない?
コードブルーの、ドクター?
「貴女は、誰や?」
『私はサラや! 私の余命は?死期は?』
なになに?
サラは女番長……私はサラや!……
死期を……訊く……?
ん?
番長……サラや!……死期を……訊く……?
あっ!
番町皿屋敷お菊!
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12th『The Construkction of Light』
2000年リリース





































