月曜日が目覚める……
Weekday……
水曜日が過ぎゆく……
Seek a way……
金曜日の夜がくる……
Dreams stay
Weekendを前に、わたしは……
ノスタルジックになる……
そう……それが……
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~T子との出会いと別れ✨
M子と別れて、彼女を失って初めて……
M子の存在の大きさが、身に凍みた……
一秒一秒の流れが、やけに長く感じられ……
時の刻む音が、わたしの心を突き刺した……
重くのしかかる時は、愚鈍な表情を浮かべ……
空っぽな日々が、数ヶ月過ぎた頃だろうか……
ある夏の夜更けに、わたしは……
ふと、車を運転したくなった……
兄貴が乗っていた、軽のジープを拝借し……
わたしは一人、夜の街へと出掛けた……
一時間ほど経っただろうか、気がつけば……
名古屋の繁華街の、栄まで来てしまった……
よく通っていた、ディスコが入ったビル……
ビル前にある、深夜喫茶が目に入った……
・・・・珈琲でも、飲んで帰ろうか・・・・
わたしは、車を停め中へ入った……
時計を見ると、深夜を回っていた……
店内は、ゲーム喫茶になっており……
深夜なのに、週末のせいか……
店内は、若者で溢れていた……
わたし以外は、一人で来ている者はいない……
と思う中、一人の女性が目に留まった……
・・・おや?・・・一人なのかな?・・・
と、思っていたら……
一人の男性が、彼女に話しかけた……
・・・・彼氏と来ているのか・・・・
と思ったら、その男性は立ち去っていき……
数分後に、別の男性が声を掛けていた……
一人でいる彼女は、目立っていた……
無視をする彼女から、その男性も去った……
少し離れた席に、座っていたわたしは……
意を決して、彼女に声を掛けた……
はじめは、口を閉ざしていた彼女だったが……
話しかけているうちに、徐々に話を始めた……
しばらくしてから、一緒に店を出た……
深夜の街を走りながら、会話が弾んだ……
別れたM子以外の、女性と話すのは……
数年ぶりで、あっただろうか……
二人で一緒に、深夜のファミレスに入り……
お喋りが弾んで、これから……
海へ、日の出を見に行くことになった……
重く苦しかった、時は流れ……
閉ざされた、心の氷も溶け始めた……
そう、わたしはもう……
一人では、なかった……
帰りの車の中で、わたしは……
T子に、交際を申し込んだ……
彼女の、好きなシンガーは……
吉川晃司と、浜田省吾だった……
ドライブデートで、いつも掛けていた……
その年の、クリスマスのシーズンに……
南知多ビーチランドへ、遊びにいった……
イルカショーや、遊園地で……
一日たっぷりと、遊んだあとに……
彼女との、初めての夜を過ごした……
その日は、二人のお泊まりデートだった……
そして、T子も初めてであった……
窓の外には、月に照らされた……
薄暗い、砂浜が広がっていた……
目を閉じると、潮騒が聴こえてきた……
夜風に揺られ、少しベッドがきしんだ……
ユーミンの、「守ってあげたい」は……
T子の、好きな歌だった……
彼女は、七歳も年下だったが……
とても、大人びた所があった……
しかし……
楽しい日々は、長くは続かなかった……
あれは、まだ肌寒い夜だった……
三月のある夜更けに、電話のベルが鳴った……
彼女からの、別れの電話だった……
























