《34》金曜日のNostalgia♯10~N子との出会いと別れ | 別天光戸の徒然音楽日記

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60年代~70年代の、オールドロック~ハードロック、プログレッシブロックが好きです。70年代~80年代の、テクニカル系ロック、ジャズフュージョンも好きです。曜日別にテーマを分けて、音楽に関連付けたブログを、徒然なるままに綴っていきます!



月曜日が目覚める……

Weekday……


水曜日が過ぎゆく……

Seek a way……


金曜日の夜がくる……

Dreams stay


Weekendを前に、わたしは……

ノスタルジックになる……


そう……それが……

金曜日のNostalgia……




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🎇金曜日のNostalgia🎇♯10

~N子との出会いと別れ🎵



あれは、大学に入って間もなくの頃だ……

自宅のポストに、一通の手紙が届いた……




それは……
 
高校一年のときの、クラス会の案内だった……

非社交的なわたしは、今なら欠席するが……

当時のわたしは、行動的であった……




クラス会は、カニの動く看板で有名な……

あの店で、開かれた……




当時の、わたしは……

喫茶店か、ファミレス程度しか知らず……
 
コース料理なんて、初めてであった……




参加者は、クラスの半数近くいたが……
 
女子の人数が少なく、6~7人ほどだった……

四年ぶりの再会なので、どの顔が誰かは……

直ぐに分かった……一人を除いては……





だ、誰なんだ?

あんな美人、いたっけ?




彼女の、正体は……

あの、学年トップだった……

ちんころ眼鏡の、ガリ勉女であった!




目を疑うような、変身ぶり……

・・・これは、男が出来たな・・・

クラスの女子に、訊いてみると……

彼女の、相手の男は……




学年でも、指折りの……

遊び人で有名な、あのダメ男であった!

それは、まさに……





ガリ勉女と、ダメ男……

美女と野獣、の取り合わせであった!


世の中、分からないものだ……

まだ、彼女の居なかったわたしは……

やり場のない、焦りを感じた……




残念ながら……

彼女は、二次会へは来なかった……

と言うよりも、二次会へ参加したのは……




男子5~6人と、男の担任の他……

女子は、たったの一人だった!

気を取り直し、向かった二次会は……




当時、大ブームだったディスコである!

わたしは開き直って、踊ることにした!




躍り疲れたわたしが、席に戻ると……

暫くして、隣のテーブルに……

5~6人の、女子のグループが来店した……

わたしは、その一人に目を付けた……




隣の女子グループが、フロアへ向かった……

わたしも、すかさず後に続いた……

そして、待ちに待った……

チークタイムが、始まった……




フロアで踊っていた、ほとんどの男女が……

テーブルの席へと、戻っていく中……

わたしの中で眠っていた、野獣が目覚めた!




わたしは、目を付けていた子に話しかけ……

すかさず、彼女の手を引いて……

ダンスフロアの、中央へ向かった……




何を話したのかは、全く覚えていないが……

彼女の耳元に話した内容は、恐らくは……

住まいとか、歳でも訊いたのであろう……




それから、彼女との交際が始まった……

当時は、車を持っていなかったので……

放課後によく、栄の噴水前で待ち合わせた……




デート、と言っても……

喫茶店で話をしたり、公園を散歩したり……




休みの日には……

動物園へいったり、遊園地へ行ったり……




ありきたりの、デートコースであったが……

そんな一時が、わたしは楽しかった……




車がなかった、という事もあったが……

彼女との、約束でもあったので……

彼女とは、一線は越えなかった……

しかし、一度だけ……

お泊まりデートを、したことがあった……
 


 
最後の、最後で……

彼女は、SOSを出した!

やはり、駄目であった……




彼女との交際は、一年ほどで終わった……

どうやら、親の薦めで……

見合い結婚を、するらしかった……





🎇🎇🎇🎇つ🎇🎇🎇づ🎇🎇🎇く🎇🎇🎇