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この世の最高を求めて

この世で一番すばらしい本は…映画は…音楽は…スポーツは…家電は…
Panicoがこの世の最高を探し出します!!













サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)/奥田 英朗



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★★★★☆

【著者】奥田英朗
【出版社】角川文庫
【ページ数】356P
【あらすじ】もし自分の両親が元・活動家だったら…主人公の上原二郎は小学校の6年生。父は活動家の中でも英雄とされていた上原一郎。現在はフリーライターとして活動しているが、社会保険庁、担任の先生、右翼組織などとのいざこざはたえない。二郎自身も家族の問題、学校での問題を抱えながら物語は進んでいく。こんな父親がいたら頼もしいなぁと思える作品です。 上巻・下巻単独で読んでも十分楽しめる作品。【印象に残った言葉】明日は、沖縄だ。新しい世界に、自分は足を踏み入れるのだ。(P356)



「箱根駅伝」―不可能に挑んだ男たち/原島 由美子



¥1,575

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★★★☆☆
【著者】原島由美子

【出版社】ヴィレッジブックス




【ページ数】318P
【あらすじ】




1963年に日本テレビに入社した坂田信久氏が20年かけて、箱根駅伝の中継を実現するまでの模様を描く。
当時の中継技術では不可能と言われた山の中での中継を選手のエピソードを交えながら描く。
テレビマン、スポーツマンに必要な精神がつまっている作品。

【印象に残った言葉】

「俺も以前提案したことがあったんだ。頑張れよ。」(P26)

箱根の企画を出して、企画→ダメだしを繰り返している坂田さんに年配の男性がかけてくれた言葉。
どんな場面でも自分の味方になってくれる人がいるのだという部分で共感できたし、
坂田氏にはかなり心強かったのではないかと感じた。
【考え方】
「箱根を中継したい」 この目標に対して、どんなに困難な壁があろうと挑戦し続けるスタッフに感動した。
箱根駅伝に対する「愛」の輪にスタッフ全員が参加出来た事が中継成功の裏にはあり、これから先チームで何かを行う事があるかもしれないが、「愛」を持ち、人や物に接していかなれかければならないと感じた。

そして途中で映像が途切れてしまうかもしれないスポーツ中継が過去に存在した事に驚いた。

スポーツが好きです。


スポーツについて語ります。