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常に未来を察知して、自分には何が足りなくて、何が必要なのか、危機を察知して準備すること。
中村選手はこの察知する能力に非常に長けている。
それは中学3年生の時のある経験が礎になっているからである。
その経験がなければ、彼はレッジーナにも、セルティックにも移籍できなかったかもしれない!
”高いレベルへ行けば、巧い選手もたくさんいりし、また新しい壁が出てくる。次々と壁が出てくるから壁を予測して、準備して、壁に備える。そのためには察知能力が必要となる。そんな風に先を見て準備しておけば、気がついたときにはフッと壁を越えていたりする。そして僕はわかった。自分がこうやって頑張れば、どんどん巧くなっていく、どんどんいいことが起きるんだなということが”(24P)
新しい環境に向かう上で、その壁を予測する。というのは非常に難しい。
それでも彼は日本国内からヨーロッパにおける様々な困難を予想した。
言葉、食、文化、人種差別。
ただその全ての解決法を想定していたという。
自分にとって不都合な事が起こると、人のせいにしてしまう人。
「あんな監督だから」「あんな上司だから」
どうしてもそう思ってしまう人は、この本から彼の姿勢を参考にすると良いのではないだろうか?
★★★★☆
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